令和6年能登半島地震により犠牲となられた方々に心よりお悔み申し上げるとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
春のような暖かい日が続いたと思えば、雪が降りそうなほど寒い日になったりと不安定な気候が続く今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
今月の上旬にそこそこの量の雪が降りましたが、私はたまたま休暇で家にいたので、日が暮れる前にロッタを雪の散歩に連れ出しました。
普段はつまらなそうにチンタラ歩く散歩道も雪が降ったせいかいつもよりノリノリで先頭を歩きます。
途中、「遊ぼうよ!」と誘われましたが、こちとら傘さしてるし遊ぶ道具も持ってきていなかったので相手をしてあげられなかったところ、つまらなそうにしていました。婆さん、まだ雪ではしゃぐのか、元気だな。
いつも遊びに行っている野川公園では梅が咲き出し、少しづつ春の訪れを感じます。
梅が咲いたら次は桜…、季節の移り変わりを五感で感じることができるのが公園の魅力ですね。
赤い梅は白い梅よりも少し遅いタイミングで咲く感じがします。
昨年は見ることができなかったのですが、今年はメジロが梅の蜜を吸う姿を見ることができました。
タイミングよく群れで蜜を吸いにきているところに立ち会えました。
なかなか撮影できるタイミングがないので、こうやって撮らせてもらえると嬉しいですね。
家族連れで花見を楽しむ人たちも。
かみさんが防寒対策としてロッタに外着用のコートを買ってあげました。
Hurtta(フルッタ)の「ミッドレイヤー」という商品です。公園で運動する際に着せてみましたが、走るときなど、特に邪魔になっているような感じはありませんでした。
まぁ、本人に訊いてみないと本当のところはわかりませんが…。
もうすぐ13歳になることもあり、年齢的な影響かコングやプラーも前ほど夢中になって遊ぶことがなくなりました。でも、サッカーは相変わらず好きなようで、ボールを抱えてはウハウハしてます。
我々がボールを取ろうとすると、取られまいと必死にボールを抱え込みます。この競り合いが楽しいようです。
大型犬は歩けなくなると急にガクンとくるそうなので、少しでも長く自分で歩けるように足腰を使う遊びを続けていきたいと思います。
話は変わりまして、先日、人生初プラグかぶりを体験しました。
状況としては、その日、買い物に行くため、車に乗っていつもどおりキーを回し、エンジンをかけたところ「キュキュキュッ!」とスターターが回った後、「ウォンウォンウォンウォン」と聞きなれない音がしたままエンジンがかからず。
何回か同じことをしても状況が変わらないため、バッテリーが弱っているのかと思い、バッテリーチェッカーで確認するも残量的には問題なし。
ネットでデチョークの方法を調べて試してみるも改善せず。
何回かデチョークをやり続けていたら、「ウォンウォン」という音の間隔が遅くなってきたので、バッテリーチェッカーで残量を確認したところ「ややバッテリー残量が減っています。」の表示になってしまったため、バッテリー上がりを懸念してデチョーク作業中断。
手の打ちようがないのでディーラーに電話して状況を説明すると「バッテリー関係じゃないですか?」とのこと。
バッテリーの残量があってもかからなかったのでプラグかぶりだと思うと伝えると「車を診るにしても、レッカーでこちらまで持ってきてもらわないと対応できない。」とのこと。
一応、バッテリーも時期的には交換のタイミングだったため、ダメ元でバッテリーを新品にしてみようと思い、
久しぶりに自転車でオートバックスまでバッテリーを買いに行きました。
重たいバッテリーが入ったカバンを背負った状態でヒイコラ言いながら自転車を漕ぎ、なんとか自宅まで戻ってきて、疲れた身体に鞭を打ってバッテリーを新品に換装。
前回、リュックにバッテリーが入らず、運搬に難儀しましたが、今回はその反省を活かし、野球用のエナメルショルダーバッグで買いに行きました。バッテリーもすっぽり入る優秀なバッグです。
これで直れば儲けもん!と意気込んでエンジンスタート!
ウォンウォンウォンウォン、ウォンウォンウォンウォン、ウォンウォンウォンウォン…。
ダメだこりゃということで、JAFに電話をかけディーラーまで持って行ってもらうことに。
家のインターホンが鳴り、JAFの方が到着したとのことなので外に出てみると、来たのはレッカー車ではなくローダー車でした。
車庫からローダーのところまで作業員の方とかみさんに押してもらって動かしましたが、ハンドルがクソ重くて上手く寄せられず…。こういうとき小径ハンドルは仇になりますね。最後は作業員の方の手を借りてなんとか向きを変えることができました。
うちの車はマツダスピードのフロントバンパーに交換しており、牽引フック用の穴を開けていないため、どうやって載せるのかな?と思っていたところ、作業員の方が「アメ車など頑丈な車でよくやる方法で、フロントサスのロアアームに引っ掛けて引っ張ります。」とのこと。おぉ…、そんな方法があるのか。でも、あんまり聞きたくなかった話だな…。
作業員の方の奮闘により、なんとか荷台に載せることができました。
積載作業完了!まさか、自分の車がローダー車に積まれる日が来るとは。
JAFの作業員の方、大変お世話になりました。ありがとうございました。牽引フックが使えない車でも問題なく運んでもらえたので、経験豊富な方に来ていただいて助かりました。
この後、私もローダー車に同乗させてもらい、ディーラーに向かいました。
ディーラーでは、その日はとりあえず預かりになり、翌々日に作業完了の連絡がありました。
現象としては、やはりプラグかぶりだったとのこと。(交換前のスパークプラグはガソリンで湿っており、プラグを交換したら普通にエンジンがかかったとのことでした。)
今回、プラグかぶりを発症した原因として思い当たるのは、かぶる数日前、車のトランクにかみさんの財布を置きっぱなしにしていることに気づいたため、車のエンジンをかけて車体を少し動かし、トランクから財布を取り出すという作業をしたことです。(うちの車庫は少し前に車を出さないとトランクを開けられない造りなのです。)
この日がとても寒く外気が冷え込んでいたこと、エンジンをかけてすぐに切ったことが影響したのではないかと。
私自身は普段から暖気もせず、ちょい乗りもたまにする使い方でこれまでプラグかぶりを経験したことがなかったので、巷で言われているプラグかぶりは、正直、都市伝説扱いしておりました。
実際に自分が体験してみて都市伝説ではないことを実感しましたが、エンジンをかけてすぐ切ったこと、気温が低い季節だったことは間違いなくかぶった要因としてあると思うものの、それ以外にも、スパークプラグを7年ほど換えていなかった、バッテリーも5年使用しており、交換を推奨されていたが換えていなかった、など、いろいろと悪い環境が重なって起きたものと考えております。
今回の件を受けて、よく言われている「ロータリーエンジンはかぶりやすい」という安易な発想にもっていくのではなく、定期的に消耗品を新しいものに交換していれば防げたという事例として、今後は金をケチらずにマージンをもって部品を交換していこうと思いを新たにした次第です。
私以外のRX-8乗りのみなさんもお気をつけください。
…とここまで書いておいてなんですが、この出来事には他の説もありまして…。
というのも、実は、昨年の暮れに義父が亡くなったのですが(あけおめブログを書かなかったのはこれが理由です。)、義父の四十九日の法要をプラグかぶりした日の翌日に行う予定になっておりました。
当然、四十九日の法要には自分の車で行くつもりだったので、プラグがかぶったときは翌日どうやってお寺まで行くかパニックになりました。
上述のとおり、車はディーラーに預けることになってしまったため、仕方なくレンタカーを借りることに。
かみさんがいろいろ調べた結果、日産レンタカーで借りることになったのですが、小型車もセダンも全部出払っているとのこと。
他に手頃な車種がなかったので、やむをえず商用車(ADバン)を借りることに。
レンタカーを手配したその夜、義母から「お姉ちゃんの車に乗せられない荷物があるのでお寺に行く前にうちに寄ってくれ。」と連絡がありました。
かみさんが「商用車を借りたところに荷物運搬の依頼なんて、うちの車が故障したのはお父さんの仕業では?」と冗談半分で話していましたが、私は「まさか」と笑い飛ばしました。
義母から依頼があったのが深夜だったので、レンタカーの借りる時間の変更ができるか懸念がありましたが、翌朝、日産レンタカーに確認したところ、借りる時間を早めても問題ないとのこと。
車を借りて、無事、かみさんの実家で荷物を積み込んだところ、RX-8のトランクでも積めるような量の荷物だったため、この時点で義父の仕業説は私の中ではほぼ無くなりました。
お寺で四十九日の法要を終え、みんなで墓地に納骨に行く際、骨壷以外に卒塔婆(結構長い。約170cmほど。)を持っていくのですが、他の親族の車には卒塔婆を積めるような車がなかったため、試しにADバンの荷台に寝かせて置いたところ、ぎりぎり収まりました。
このとき、さすがの私も「もしかして、このためか?」と少し義父の仕業説が頭をよぎりました。
その後、納骨まで全ての行事をつつがなく終え、日産レンタカーに車を返して帰途につきました。
自分の車はディーラーに預けた時点で1週間ほど戻ってこないものと思っていたのですが(いつも修理で車を預けると週末まで時間をもらいたいと言われることが多いので)、翌朝、ディーラーから電話があり「車直りましたよ。いつ取りに来てもらっても構いません。」とのこと。
四十九日の法要の直前にプラグがかぶったこと、急だったためレンタカーが商用車しか借りられなかったこと、借りた商用車にしか卒塔婆が積めなかったこと、納骨が終わった翌日に車が戻ってきたこと、まぁ、確かにこれだけ仕組まれたことのようにタイミングよく物事が運んだのは、もしかしたら、義父の仕業かも知れません…。なんて。
長くなりましたが、今回はこの辺で(^^