CUSCO LSD type-RS 2WAY 取り付け
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
デフケースを降ろすのですがマークX130系はドライブシャフトが1本物で連結部分がないので足まわりをバラす必要があるのか?ないのか?トヨタのお客様センターに問い合わせしましたがはっきりした回答は得られず・・・DIY取り付けに困っていました。
たまたま
某ショップで実際にマークXのLSD交換の実演を見学する事ができました。印象は意外と簡単?
(プロの作業ですから簡単に見えます)
答えは・・・足のアーム類はバラさなくても交換できるでした。
と言う事でスッキリ解決できたのでDIY取り付けに自信が出てきましたので作業開始です。
支柱リフトなんてないので後ろ側だけジャッキアップしてウマをかませました。
左右のプロテクターとブレスを外す
タイヤとリアマフラーも外す
プロペラシャフトの遮熱板を外す
デフの油を抜く事を忘れずに!
2
デフは後ろ側に六角穴ボルト2本
下からボルト2本
プロペラシャフトとデフ連結部ボルトナット4本
念の為ペラシャとデフの取り付けフランジ部分に合いマークを入れて取り付け時に同じ位置で取り付けできるようにしました。
3
ミッションジャッキみたいなイイ物はありません(笑)
2tジャッキでバランス良く受けます
(1度ゴロリンっと行った事はナイショです。なんせ一人作業なので・・・)
ここがミソです少し降ろした所でドライブシャフトを抜きます。SSTが必要ですが、そんな物はないのでバールとハンマーでシバキました。
Cリングで止まっているだけなのでバッコン~と左右のCリングのロックを解除します。
あとは降ろして行けばドライブシャフトはデフケースから自然と抜けます
当初から気になっていたドライブシャフトが抜けるのか?その作業が終わり安堵しました。
4
デフ玉の交換
デフカバーの取り外しボルト8本
ボルトを外してプラハンで叩けばはずれます。
カバー
締め付けトルク47N・m
5
写真を撮り忘れましたが
左右ベアリングキャップは組み合わせを変えない事
左右と上下が分かるようにバラす前にポンチで印を入れました
左右にサイドギヤシャフトワッシャが入っていて厚みを変える事によりリングギヤのバックラッシュを調整している
6
デフケースとカバーに付着しているシールパッキンをスクレーパーで掃除する
ケース取り付けの際は
シールパッキン1281を塗布
2、3mmで塗布切れしない様にネジ穴の内側を塗布
はじめと終わりは10mm以上オーバーラップさせる。
塗布後3分以内に取り付け。
(3分以内って忙し過ぎる画像撮っている余裕もヒマもない)
オイルなど入れずに1時間以上放置。
12時間以内に100℃になると硬化しなくなるので注意、機械式LSDは熱を発生させるので12時間以上放置しました。
7
デフ玉からリングギヤを外してクスコLSDに取り付け
リングギヤを温めて取り付けとありましたが、温めなくてもなんとか入りました。
ディファレンシャルケースボルト10本を数回に分けて仮締め付け後に規定トルクで締める
締め付けトルク97N・m ネジロック剤使用
クスコLSDに新品サイドベアリングの圧入、自作SSTでハンマーで圧入しました。
ベアリングがディファレンシャルケースに密着するまで圧入すること。
ベアリング交換はアウタレースとインナレースをセットで交換すること。
8
デフケースにLSDを入れるベアリングアウタレースを間違えない様に取り付け
左右にサイドギヤシャフトワッシャを入れてベアリングキャップをボルト4本で取り付け
締め付けトルク85N・m
リングギヤのバックラッシュ基準値0.13から0.18mm
光明丹でリングギヤの歯当たりをチェックする
※画像はベアリングキャップを規定トルクで締める前のもの
サイドギヤシャフトオイルシールの打ち替え自作SSTでまっすく均等に叩いて打ち込みました
バラシの逆の手順で取り付けしてデフオイルを入れて完了。
画像が少なく中途半端になってしまった
※作業は自己責任でお願いします。
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