6月4日、松戸警察交通課ジンナイから電話。
「ドライブレコーダーのデータを頂きたいので来署してほしい」
6月5日13時に出頭。
ジ「では、本日はドライブレコーダーの画像をですね、いただきたいと・・・」
「まず、なぜ、私が今日ここにきているのか、説明してごらん?」
ジ「・・・えー、再捜査することになりましたので・・・」
「私が県警に電話して、課長に怒られたからでしょう」
ジ「・・・はい」
「私のために時間が割けないといったのに再捜査するのか」
ジ「そんなことは言っていません」
「何千台ものといいながら、台数を調べていない」
ジ「調べたらそうなりますよ、という意味だ」
「今までの不手際に謝罪する気はないのか」
ジ「・・・・・」
「警察24時や最近のニュースを見れば、とてつもない捜査力で数々の事件を解決している警察がなぜ手掛かりがあるのに捜査できないのか」
ジ「何千台何万台となりますと当たれないんですよ」
「あなたはなぜ警察官になったのか」
ジ「悪いやつを捕まえたくて志願しました」
「いまあなたはその悪いやつを見過ごそうとしていた」
ジ「・・・・・そうですね・・・」
中略
「再捜査するってことは、一度打ち切ったのを認めたではないか」
ジ「いや、言い方の問題でして・・・」
「認めているでしょう。要は放置だか何だかの箱にぽいっとやって、それが地下に潜りこんでドラマみたいになるんだろ?」
ジ「まあ、はい」
「事件に大小はない、と県警も言っているし、いかりや長介も言っている。県警が、松戸警察の対応にはあきらめちゃいけないって言っているんだよ。」
ジ「はい・・・」
ここまで謝罪はなし。
中略
ドライブレコーダーの画像をデータで提供する。
「千葉1029の黒の新型プリウスには間違いない。もう一度あたってほしい」
ジ「やってみますが、これがなかなかあたらないんです」
「だってさ、1029って1万台に1個しかないんだよ。仮に千葉ナンバーじゃなかったとしても警察のデータベースで1029プリウス黒って打てば照会できるんだろ?」
ジ「まあ、はい」
「じゃあやんなよ」
ジ「はい」
「じゃあよろしくね」
と、席を立とうとしたとき。
ジ「あの、これから調書取りたいんですけど・・・・」
「は???」
「今日調書を取るってことは捜査開始日が今日になるじゃないか」
ジ「いえ、捜査は捜査で別に行っていますので・・・」
「なんで10月に取らなかったの?」
ジ「・・・」
「忘れてたから課長にとって来いって言われたな?」
ジ「・・・はい」
「おかしいよ、本当に」
ジ「申し訳ありません」
ジ「ではあらかじめ私がまとめましたので読みあげます。10月26日私は松戸市・・・中略・・・で間違いありません。でよいですか?」
「私今日そんなこと一言も発言していないじゃない?」
ジ「あらかじめまとめましたので」
「だって、今日話していないし、今日話したとしたら、事件から半年以上経ってから話したことになり、後からこの調書を見返したとき、え?ってなるでしょう。今日もう一度確認したら了承した、としないとおかしい。それと、調書をなぜ今日調書を取ったのかも記載しないと」
ジ「はあ・・・」
ジ「では再捜査することになり、今日呼び出しを受けたので来署し、私が読み上げた内容を確認した、とします」
「だめ。なぜ再捜査することになったのか。そもそも今日は情報提供に来署している。なぜ、再捜査することになったのか記載しないと」
ジ「・・・・はい。では・・・」
「私が昨年10月の事故に遭った後、ドライブレコーダーの画像を現場警察官と確認したがデータでの提供は拒否された。その後、捜査状況の報告がないので、12月に来署した。その後まったく連絡がないので4月ごろ再度連絡し、来署の上、ドライブレコーダーの画像をデータで提供すると再三進言したのに拒否をした。改めて本日ドライブレコーダーの画像を提供に来署した。4月にドライブレコーダーの画像データを渡せていればもっと早く犯人が見つかったかもしれません。今後もしっかり捜査してください。と記入を」
ジ「はい、わかりました」
90分の格闘の末、供述調書が出来上がった。
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当て逃げ事件 | 日記
Posted at
2018/06/07 12:25:06