トルクカム(タイカム)交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
定番のトルクカムの交換です!
使用したカムセットは
『エンデュランス ドリブンフェイスセット
(ライト)』 です。
カム自体はタイホンダ純正品です。
セット内容はドリブンフェイス、Oリングx2、オイルシールx2、グリス
これがあれば、そのままポン付け出来るセットです。
上下に付けるオイルシールは印字面が外になるようにセットします。
手ではそのまま入っていかないので、優しくハンマーで叩きながら
奥まで入れていきました。
Oリングは簡単に付きますが、上段下段(サイズ)があるので
確認しながら入れます。
Oリング上(先側)品番:91351-642-000
Oリング下(根元)品番:91351-GR1-000
2
クラッチ側にユニバーサルを掛けて、
19mmで外します。
写真ではいきなりクラッチ側ですが
ヒト手間掛けて左側のプーリー側を外しておいたほうが
ベルトを外しやすくなるので、後々楽に
作業が進みます。
3
19mmが外れたらカバーを外し
次に39mmを外します。
ちなみにこの39mmは特殊サイズなんです。
普通に買えば結構高額でチョイ迷いますが・・・
私の場合はヒロチー商事製を選びました。
800円ぐらいでした。
そのかわりこの形状なんでトルクレンチは使えません。
なので緩める前に数ヶ所に油性マジックで印を付けました。
後はハンマーで一発叩いて緩めます。
写真では無いですが、もちろんユニバーサルは掛けたままです。
緩んだら2回転ぐらい回して、外しきらずに本体を取り出します。
外しきるとスプリングがビヨーンって飛び出しますよ(笑
4
本体をはずしてナットを完全に外した写真です。
スプリングですがそんなに言うホド強い訳では無いので
片足と方膝で押さえながらナットを外せばかんたんです。
5
全部バラした写真です。
上段中の部品を外したらピン(上段右)が見えるので
ペンチなどで簡単に抜けますx3本
そうするとこのように、バラバラになります。
6
後は各リングとシールを取り付けてグリスを塗ります。
推奨は1.7~2.2gです!
そんなの分かんないので外した部品を参考にしながら
雰囲気で塗っていきます(笑
グリス塗布
外したドリブンフェイスから参照
・溝部分は根元にブリンとたっぷり
・筒部分の外側も上下シール内でソコソコ
・筒内部もうっすらと
7
後は外した手順と逆に取り付けていきます。
ちなみに39mmは付けた印の所まで締めます!
ベルトを取付る時に思ったのですが、
クラッチ側もプーリー側も完全に閉まった状態では
ベルトが届くのかな?
でもクラッチ側はトルク管理出来ないので(私の場合)
完全に閉めた状態で39mmを印の所まで締め
クラッチ側から取付てプーリー側に伸ばしました。
なんとかギリで届きました(汗
参考締付トルク
ドリブンプーリーナット 39mm 54Nm
アウターナット 19mm 49Nm
前期後期型で変る場合があるので、参考程度に・・
8
後期型のカム溝は前期型と違い
前期型ほどトルクの谷が大きくないので、体感は少ないかも。
最後に
ベルトの接触面などは、要脱脂です!
今回の作業はグリスなども使いますし、いろいろ外して
汚れた手でついつい触りがちなので、上手に素手と作業手袋を
使い分けるのがスムーズな作業につながると思います。
それでも脱脂は忘れずに。。
今回は初めてなので、時間が掛かりましたが
多分次からは20~30分ぐらいの簡単作業なので挑戦しましょう。
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