グロム、全バラエンジンの組み立て (その4 完成)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
冬場はメインエンジンのオーバークールが解決できなさそうなのでいっそ、とサブエンジンに載せ換えちゃうことにしました。
4V170ccと無茶苦茶出力上がってる癖して冷却性能高すぎるんです( ;´Д`)
今の時期だとケース油温60℃までしか上がりませんでした。
メンテスタンドに載っけたら真っ先にマフラーはずして、と
G'craftフレームなのでエンジンからサイドスタンドのベースも外しておきます。
2
エンジンマウントボルト3本がナット外した後は無負荷で手でスコスコ動かせる状態になるようにバイクリフトでエンジンを持ち上げておきます。
ちなみにサブエンジンに載せ換えた後、画像と同じ状態でピボット、リアアクスル、エンジンマウントを全部緩めてアライメントを探ってみました。
感覚的にチェーンの動きが良いと思った場所で締めただけなので正確かはわかりませんがw
3
外したメインエンジンはドック入り。
フライホイールのウッドラフキーが噛み込んで外れないのでこのエンジン組んで頂いたバイク屋(K'sWORKSさん)に投げちゃいます( ;´Д`)
コイツは今後のウッドラフキー強度不足による噛み込み対策として、キタコの強化ウッドラフキー+エンデュランスの純正加工軽量フライホイール+武川のクランクシャフトサポートを導入して負荷軽減を狙うことにしました。
4
途中の画像撮っていませんが無事組み込み完了しました。
インジェクターは1.5倍でなく1.9倍を組み込んで125cc高回転仕様のセッティングをエニグマに読み込ませるとあっさりエンジンは掛かりましたが…
5
エンジン始動5分でガラガラ音が出て停止。
なんとなくピンと来たのでクランクケース両サイドのカバー外して30分程で解決。
ウッドラフキーが強化品にも関わらず破断しちゃってました。
キーの取り付け角度が悪かった(シャフトのテーパー角度に合わせて組んでしまった)のが原因だったようなので、同じ強化品をシャフトに平行に向くような組み方でやり直しました。
ちゃんと調べておかないとダメですねー。
いやあトラブったのがエンジン始動直後、ほぼアイドリング回転数で起きてくれてよかったです。
異音の位置と停止までの感じ的にココしかないかなと思ったのでビンゴでした。
6
オマケにワイドバンド空燃比計の数値が排ガスの臭いや体感的な濃さとで噛み合わないためこれは???と思っていたので空燃比センサーの大気校正を改めて行った結果、バッチリ体感と合う数値に。
エンジン載せ換えついでにセンサー外した際にカーボン付着しまくっていたのでウエスで軽く拭いて清掃したりしてたので壊したかと思い焦りましたw
慣らしついでに燃調合わせながら100kmほど走ってスロットル開度50%、〜8000回転までは大体セッティング出たと思います。
エニグマFireplus使ってて思ったのが、純正O2センサー外す方が余計なリアルタイム補正を食らわなくてセッティング合わせやすいなと。
さっきまで空燃比12台だったのに同条件でなんか13半ばまで薄くなった!?とかがないので地味にやりやすくなりました(*´ω`*)
油温についてもヘッド油温110℃まで上がったのでケース油温だと90℃前後と、気温10℃以下での走行の割に非常に良い感じの温度に暖まっています。
追伸:2024年現在の意見ですが、色々と、本当に色々とあったので今サブコン入れるならimap以外オススメしません。
7
最初のオイル交換も済ませておきましたが、なかなか良い感じの汚れ方です。
なんせエンジン組み立て後初のオイル交換と思えない位に金属粉が少ないので安心して走れそうですね。
ま、1000km位まではガバ開けしない程度には自重しますが。
というわけでサブエンジン、完成です(*´ω`*)
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