リアブレーキ清掃・調整

先日、リアのディスクローター交換に成功した我が家のF30 320i。何か不具合が出る可能性を想定していました。
それがこれです。

↑の写真はリアの左
こちらはリアの右です。
明らかにパッドの当たり方が違う。
キャリパーのピストン引きずってたりするのだろうかと思い、現状確認ざます。

こちらがリアの左のキャリパー様
お、おぅ露出部のピストンすげー錆びてるじゃねぇか！距離は走ってなくても（現在3.8万km、ワシのとこに来て8000km／年くらいになった）10歳というお年を感じる光景だな・・・。

慎重にブレーキペダル操作してピストンを出して、ダストブーツはぐって(/ω＼)ｲﾔﾝ内部をチェック。
全周見られるわけじゃないけど、ダストブーツの奥（非露出部）はサビてなさそうな気配。
ピストンにメタルラバー（CCI M-1 　MR20）吹き付けて動きが良くなるようお祈り申し上げました。

※後日談
ディーラーにピストン交換できるか聞いたら、キャリパーのアッセンブリーでしか部品が出ないとのこと。
四輪とも交換すると、部品代だけで30万超えるってよ。ドイツ本国なら絶対ピストンだけ買えるよね・・・。

お次はスライドピン
露出部は頑固な汚れだけじゃなく、やっぱり一部サビてました。

サンドペーパーで優し～～～～～く削ってみた。
ほんのりへこんでる部分がある。納得はできないが深追いするとヤバそうな気配だったのでここでやめておいた。

シリコングリスを薄く塗って組付け ⇒ 試乗 ⇒ 改善なし ⇒ ピストン全然固着してないし、パッドも新品にしないとあかんやつだと判断

そうそう、ディスクローターの内側（奥側）はきちんとパッドが当たっていたので、やっぱり外側（手前側）のパッドが偏摩耗していたと判断するのが妥当でしょう。

改めて、ピストンとダストブーツの関係性を考察。
どうやら一番内側、ピストンに接する部分③は摺動しないようだ。②の位置が変動することでピストンの動きに対応しているようです。

パッドを新品にすればピストンは必然的に今までより奥に引っ込む ⇒ キャリパーのダストシールやオイルシールを傷めないのか？という点が心配だったのですが、③の位置が変わらない＝露出部のサビたピストンがキャリパー内部のシールを攻撃することはなさそうなので、どうやら大丈夫そうです。

というわけで、ディスクローターだけじゃなくパッドも一緒に交換しろよという定説を実証してしまったケチで貧乏な子持ちでしたｗ
明日にはパッドが届くと思います。ほんで、既にフロントのディスクとパッドも発注しましたｶﾞﾊﾊ

おまけ
ハブフランジのサビが気になってしょうがないお年頃なので、改めてディスクローター下ろして作業しました。
しっかし汚っっっったないなぁ

ワイヤーブラシでゴシゴシ、耐熱ペイントコート（呉工業）でシュッシュ
キャリパーサポートも乗りで塗装してしまった。
アルミホイールみたいな色になってちょっと気持ち悪いｗ　防錆コートになってくれることを願う。