ちょっと早い夏休み。

　梅雨もそろそろ明けるという噂を聞いて、いつもの隠れ家に行って参りました。

　ただ、今年は「白パジェロ」が入院中なので、新顔、「トラちゃん」に働いてもらいました。実は今までも「黄色」や「赤さん」では来た事が無いのです。

　どうにも2シーターオープンでは2泊以上の荷物（特に嫁さんの分）は載せ難いというのが理由です。



　例年同様、「うなぎ」も食べました。

　

　帰る日には突き抜ける様な青空で、高原の農産物直売所で「あんずドリンク」を頂きました。

　

　

　爽やかな標高1500mの高原からの帰路、中央高速の路上では車内もエンジンもオーバーヒートとの戦いが繰り広げられていたのでありました。

　

　甲府盆地までは下り坂が多く、何とか騙しだまし走って来ましたが、勝沼から談合坂への登りで、とうとう水温計が110℃を指したっきり下がらなくなってしまい、やっとの想いで辿り着いたPAで暫しの休息となったのでありました。

　

　電動ファンを回しながらアイドリングしていても102℃までしか水温が下がらず、仕方が無いのでエンジンを止めて電動ファンだけ回して様子を見ました。

　95℃位まで水温が下がったところで電ファンも止め、さらに待つこと30分。水温が50～60度位になったところでラジエターキャップをそおっと外してみますと、出掛けに満水にしておいたクーラントが半分位に減ってしまって居りまして、おそらく、キャップのパッキンが劣化して圧が掛からなかったために、沸騰したクーラントがオーバーフローパイプからみんな流れてしまったのだと考えられました。
水温計が100℃以下にならなかったのはセンサー位置以下までクーラントが減ってしまったためだと。この年式だとリザーバータンク付いてないんですよ。

　ペットボトルで持参した水とクーラント強化剤を投入して、日が西に傾き始めた頃、帰宅したのでありました。

　後日、キャップを圧がしっかりと0.9kg掛かるモノに交換したのですが、今度はウォーターポンプから漏らないか心配な今日この頃です。