2025年06月11日
天才が考える「女性の、正しいCX-5の乗り降り」
CX-5はスカートでの乗り降りがたいへん難しいです。
車高が高い上に、サイドのステップが高く、それを踏まないようにするにはかなり足を高く上げないといけないので、地面にサッと足がつかず、このときパンツが丸見えです。
そこで足を揃えて横を向いて滑るように降りれば、と考えましたが、シートがバケットのように横がすごく盛り上がってるのでタイトスカートはずりずりたくし上がってパンツが見えます。
滑り落ちるのではなく、地面に向かって一気に頭から飛び込んでくるっとでんぐり返りで着地すればいいのかもしれませんが、それではクルマとはまったく無関係に、いちばん激しくパンツが見えてしまいます。
「そんなに急いで降りなくても、落ち着いてゆっくり降りればいいじゃない」と言われそうですが、急いで降りるときってあるじゃないですか。ギャングを追いかけてるときとか。
みなさんはそういうのないんですか?
ほー、それはそれは。のんきな毎日でいいですね。
わたしは倉庫が建ち並ぶ埠頭で、ギャング団を追い詰めるのしょっちゅうなんですから。
さて、どうすればタイトスカートでも、パンツを見られずに素早く降りることができるのか。
これはちょっと真剣に取り組まなければならないテーマです。
そこで天才モードのスイッチを入れて考え出したらすぐに答えは出ました。
そうか!こうすればいいのか!
そしてこれしか方法はない!
ああ、わたしはなんでこんな簡単なことに今まで気づかなかったのでありましょうか。
降りるときにパンツを見られたくないなら、降りる前にパンツを脱げばいいのです。
どんな降りかたをしても、もうぜったいパンツが見られることはありません。
お仕事でもなんでもそうですが、どうすればいいのかわからない、別のアプローチを考えてもそこには新たな問題が現れ、どうしても先に進めないことがあります。
こういうとき頭のわるい人は必ずこう言います。「そんなこと言ってたら何にもできない」。
このセリフがわたしは大嫌いです。
そんなことはありません。その問題さえ解決できればあとはなんでもできるのです。
なぜ煮詰まるのか。
それは思考の角度が垂直的でしかないからです。
たとえばピアノを4畳半の部屋に入れたいけれども入らない。
それを解決するために垂直的な思考ではダウンサイズを考えます。
ピアノは88の鍵盤があるけれど、ほんとうにそれだけ必要だろうか。
いちばん上の1オクターブやいちばん下の1オクターブって使わないんじゃないか。
これをやめれば2オクターブ分の24鍵分間口は狭くできる。
弦の長さというのは意味があるものだけど、フルコンサートグランドとグランドでは長さがちがう。するとさらに短くもできるのではないか。
なんとかピアノとしての響きを成立するギリギリの長さを探ってみよう。
こうやって横と縦のディメンジョンを最小化していく考え方がわたしのいう「垂直的な思考」です。
多くの人がこういうふうにしか考えず、そして行き詰まり、挙句、「なにこれ?」っていう結果になります。
「頑張ったんですよ、これでも」
そんなのお仕事の現場では言い訳にはなりません。
子どもの運動会じゃないんだから。
水平的な考え方というのは、たとえば「なんとかピアノを4畳半のスペースに入れる」ということよりも、ピアノというものが持つ要素を4畳半のスペースに構築すればいいという発想でしょう。
そこでピアノがピアノであるための要素をすべて洗い出して、その後はそれまでのピアノの概念はもう意識せず、抽出した要素をパズルのように組み立て直していくのです。
そういう水平的な思考で、グランドピアノではないアップライトピアノが出来上がったのだと思います。
横に引かれた弦を90度縦に置けば、ピアノで重要な、弦の長さや響板を犠牲にすることも、鍵盤を減らすこともありません。
アップライトピアノは、それまでのグランドピアノと外見はまったく異なるけれど、グランドピアノが持つ楽器としての要素が求めてくる面積を、横から縦に置き換えることで満たしているわけです。
この問題をなんとかしないといけないけれど、物理的に、また法律的に、あるいは費用の面でそれが不可能である場合、わたしは即座に水平的な思考に移ります。
そしてそれを契約する業者さんに指示する仕様書をつくります。
それでちゃっかりわたしのアイディアで実用新案を取得した超大手企業もいましたけど、まあそれはいいです。
どうすれば水平的な思考ができるのか。
それはテクニカルな部分ではいろいろありますが、とにかく最初にあるのは直面する難題をどんなことをしてでも解決しようという熱意と情熱です。
バカか利口かは、わたしは頭の知力ではなく、精神力だと思ってます。
どんな難題にも正面から立ち向かう。立ち向かい一歩も引かない。
ここでふにゃふにゃしてると、頭がいい人でも失敗します。
たった1人の愛する人を全力で守ろうとするとき、人間は本来の能力を超えるものです。
雰囲気やニュアンスで言ってるのではありません。
熱力学の法則では、宇宙のエネルギーの量は増えることも減ることもないとされてますが、「ただし宇宙の中で、人間の精神エネルギーだけは、このエネルギー保存の法則の限りではない」と物理学も証明しています。
みなさんも難題に直面したときはどうか逃げずに立ち向かってほしいです。
その想いは宇宙の法則すらをも超えるのです。
いいですか?
今から言う天才の名言を、今日からスマホのホーム画面にして、考えても考えてもわからず、「もう万事休す」だと思ったらそのたび見返してください。
みん友さんの中には経営者の方もいらっしゃるようですが、この一文を毛筆で書いてオフィスの壁にかけ、毎日朝礼の最後に社員全員で唱和させてもいいでしょう。
「パンツを見られたくなかったら パンツを脱げ!」
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Posted at
2025/06/11 12:32:24
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