もう、過去の話になりましたね。良い悪いは別にして、結果として非常に大きな影響が出た事に変わりはありません。僕自身も「逮捕までは必要無かろう」とは思いながらも、街中で大声を出す酔っ払いの味方をする気にはなりませんでした。「泥酔者は保護が基本」とコメントしている弁護士を見て、釈然としない物を感じていました。「酔っ払っていれば犯罪を犯しても許されるのが常識」と言っているような感じがしたからです。その中で、「飲酒運転は別にして・・」と言うのがワザとらしくていやでしたね。酒酔い運転に関しても昔はいい加減でしたよ。今のような検査機器が無かった事もありますが、白線を歩かせて真っ直ぐ歩けたら「気を付けて行けよ」っていう時代もありました。それが、事故の増加と社会の要求に応えるべく、法律が改正されてきた訳です。現状では、駅のホームでフラフラしている泥酔者が女性に抱きついても、痴漢として逮捕される事はないと思います。僕としては、理解できない部分ではありますが・・・。『学生時代、仲間と飲みに行って、、色々あってムシャクシャしてた頃、ある男がついに、「うぉーーー」と叫びながら走り出し、1枚ずつ服を脱ぎ始めました。みんな、びっくりして走って追い掛けますが追い付けません。最後の一枚を脱ぎ捨てた所で警察官とばったり鉢合わせです。そのまま、交番へと連行されます。酔いもさめて神妙な面持ちですが、友達が必死に「大丈夫です。責任を持って連れて帰りますから。」と訴えている。取り合えず拾ってきた服を着せますが、警察官は「一応、猥褻物陳列罪だから」と調書を書く用意を始めます。とその時、警察官は「あっ」という感じで手を止め、「君、ちょっと奥へ来て」と言って二人で交番の奥の部屋へ入っていきます。1分程で出てきた二人。警察官は「気を付けろよ。飲みすぎるんじゃないぞ」と意外に優しい。「はい、お手数を掛けました」と神妙な言葉。帰る道すがら、「どうなってんだよ?」と問いつめます。「いや、あの時、もう一度脱げって言われたんだよ。やべー、こいつ、そっち系か?って一瞬不安になったけど、もうどうでもいいやって、思い切って脱いだんだよ。そしたら、あいつさあ、俺の事、チラって見てから、もういいよって。「何なんですか?」って聞いたら、「お前、証拠不十分だから」って」「だって、お前、警官の真ん前で素っ裸だったんだよ、現行犯じゃん」「だ・か・らー、証拠不十分なんだってばー、、、、俺の場合・・・」』 ちゃん・ちゃん!