レコード　コレクター！　No.144　（桂三枝　電線音頭）

♪チュチュンがチュン　電線に　雀が三羽　とまってた．．．

昭和51年7月発売　（UNIONレーベル　テイチク株式会社　UC-11　発売当時価格\600）

この曲は一般的に、NETテレビ（現：テレビ朝日）「みごろ!たべごろ!笑いごろ!」（昭和51年10月11日～昭和53年3月27日放送）というバラエティー番組でキャンディーズの3人がこたつに座ってそのこたつの上でデンセンマンが電線音頭を踊っている曲が認知されていますが、昭和50年10月6日～昭和51年3月29日まで同局で放送していた「ドカンと一発60分!」というバラエティー番組の一つのコーナーで桂三枝と小松政夫、伊東四朗の3人が踊っていたコーナーが始まりでした。

「ドカンと一発60分!」は、電線音頭のコーナーに人気があったものの、「トラ地獄」という出演者のドッキリコーナーが批判され、低視聴率も重なり半年で打ちきりになってしまいました。

その後、双方のバラエティー番組の企画・制作は渡辺プロダクションだったため、みごろ!たべごろ!笑いごろ!のコーナーで再度取り上げリニューアルして、伊東四朗扮する「ベンジャミン伊東」と、小松政夫扮する「小松与太八左衛門」（しらけどり）とともに乱入するというスタイルでデンセンマンが爆発的な人気となり認知されました。