S660 オリジナル　インタークーラー　排熱システム　その１（準備編）

S660、冷却強化パーツの第２段、インタークーラーの排熱システムを作りました。

サーキットを走っていると、ほぼノーマルの車両でも、吸気温度は８０度超えになり、補正がかかり、ストレートが全く走りません。

インタークーラーの水冷化が、一番手っ取り早いので、部品は揃えていますが、重くなるのと、空冷インタークーラーで、効率を上げることが出来るなら、その方が色々な意味でよいので、実験的に作ってみました。

構成部品はこんな感じで、ファンは270CFMの比較的強力なタイプです。

ステーは、有り合わせの角パイプで適当に作ったので、仕上がりが汚いです。

まず、ダクトベースに両面テープを張り付けます。

インタークーラーに位置を合わせて貼り付け、次に、タイラップをダクドベースの穴と、インタークーラーのフィンの間に通します。

表面から、先ほど通したタイラップに、もう一つのタイラップを通して固定します。
ラジエーターにコアガードを着けるのと同じ感じです。

そして、蛇腹ホースを取りつけ、アルミテープで固定します。

ほんとうは、インタークーラーのサイドタンクに断熱材を取り付けたかったのですが、今回は、排熱システムの検証がしたいので、次回に持ち越しです。

写真を撮り忘れたので、取りつけ時に撮影したのですが、今回は、このように、ダクトベースに隙間を残しています。

理由は、高速になると純正のインタークーラーダクトの自然吸気の風量の方が、ファンの排気能力を上回ると思うからです。

今回の狙いは、インタークーラーへ風を当てるのでは無く、インタークーラーから排出される、高温の空気を、エンジンルームに溜めず、スヌーズに排出することで、エンジンルームの温度上昇を抑えることが目的です。

ダクトファンには、今回ざっくり作ったステーを取り付けます。

次回、装着編に続きます。