新保安基準適合方法で爆光デイタイムランプ（昼間走行灯、デイライト）PIAA DR185を取付ける

今回、新保安基準に適合（するだろう）方法でデイタイムランプを取り付けました。
※2016年10月改正でデイタイムランプに関する保安基準が欧州の基準に合わせる形で明確化されました。

実際に検査官に見せたわけではないので暫定的ですが・・・。→2019年2月、相模運輸支局にて全く問題なく継続検査通過しました。

私には新保安基準に適合するデイタイムランプはPIAAのDR185しか見つけられませんでした。（明るさ強点灯600カンデラ、弱点灯130カンデラ）
大きさも欧州のデイタイムランプ規格（R87規格）に適合しています。

IPFのML-06というのもありますが、こちらは明るさが400カンデラしかありませんので基準ギリギリ過ぎます。

「その他灯火」としてのデイタイムランプだと300カンデラ以下の明るさしか認められていなかったのですが、デイタイムランプとして取り付ける場合は欧州の規制値に近い400～1440カンデラとなります。

本来の目的（昼間の相手から見た視認性）を考えると、これぐらいの明るさは必須です。

バンパーを一箇所加工します。
簡単にカッターで切れました。

新保安基準に適合するためには、
・（車幅灯として）車体の最外側から灯火の最外側が400mm以内
・（車幅灯として）灯火の最下側高さ350mm以上（条件きつい・・・）
・（デイタイムランプとして）最内側の間隔が600mm以上（条件きつい・・・）、灯火の再下側高さ250mm以上
・イグニッションONで強点灯
・スイッチを設けない
・車幅灯ON時は強点灯のまま
・ヘッドライトON時に弱点灯（車幅灯として機能）
※本来は消灯させる必要があるが、ヘッドライトON時には車幅灯として機能させる

この位置でぎりぎりですが全てクリアします。

そもそも、この基準に合うように設置することは非常にハードルが高いのですが、私のマーチの場合はたまたま小加工のみで設置が可能でした。

纏めると、
・車体の最外側から灯火の最外側が400mm以内
・灯火の最下側高さ350mm以上
・灯火の最内側間隔が600mm以上
・車幅灯の数が純正は2個（規程上限の4個に増設するため）
・DR185の幅は200mm

全てをクリアする必要があると思われますが、これだと非常に要件が厳しく、殆どの車はバンパーの穴開け加工をしないと着きません。

※ハードルが高いためか？製品には欧州の保安基準適合とはありますが日本の新保安基準に適合しているとは書いていませんでした。

イグニッションON電源とヘッドライト電源を取ります。
どちらも、助手席側ヘッドライト下にあるヒューズボックスから取りました。

何故にヘッドライト下なんでしょ？
しかもバンパーを外さないとヘッドライトは外れません。

蓋を開けたところ。

下側に穴を空けて配線を通しました。

画像はどちらも10Aですが、ヘッドライトが15Aだったので急遽買い直しました。

ついでにヘッドライトバルブも交換
新車時から無交換でしたので。

新車外しの純正中古品と交換しましたが、明るさは10％増しといった感じであまり変わりませんでした。

明るさを下げて撮影

実際は、ゆっくりならデイライトだけで夜間走れそうなぐらいです。
びっくりするぐらい明るいですよ！

明るすぎるので光軸を下げましたが眩しさはあまり変わらず。