立山(雄山→大汝山)登山-その4 (2017/09/26)
投稿日 : 2017年11月07日
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富士ノ折立から真砂岳方面へ下山途中の写真です。
ここからの眺望もなかなか印象的です。
雄山までは登山者も多く人口密度も高めですが,大汝山まで来る人は少なく,富士ノ折立のさらに先まで来る人はさらに少なくなりますので,写真の通り登山者は両手で数えられるほどです。
ちなみに,右側に少し見えている赤い屋根の山小屋は,内蔵助山荘です。
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富士ノ折立から50分ほどで,真砂岳と大走りとの分岐点に到着しました。
真砂岳はここを真っ直ぐ登っていきますが,大走り方面は左側にうっすら見えるトラバース道の方へ進みます。
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2の地点から少し進んだところに,トラバース道と大走りの分岐点があります。
左側に写っているカップルの登山者のいる方向が大走りの下山道です。
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同じ位置から大走り方面を撮ってみます。
写真を撮っている位置が標高 2,820 m くらいで,下に見える称名川付近が標高 2,260 m くらいなので,560 m の標高差を一気に下ることになります。
川の向こう側の剥げている一面が雷鳥沢キャンプ場,さらに向こうにある白い箱形の建物は雷鳥沢ヒュッテです。
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同じ位置から雄山方面を振り返って撮影。
14:05 頃に下山を開始しました。
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下山途中に撮影。
写真からも分かるとおり,大走りの道はガレ場ではないのですが浮き石が多く,非常に滑りやすいです。
重力に任せて一気に下りたいところですが慎重に下る必要があり,ペースが上がりません。
といいつつ,結局2回ほどズルッと転びました…。
幸い,擦り傷程度で済みましたが。
体力的にも時間的にも余裕がないこともあり,大走りではろくに写真も撮らずに黙々と下山しました。
勾配が緩やかになったところでようやくペースが上がったのですが,このあたりは登山道が分かりにくく,気付いたら登山道を外れていました…。
(YAMAP の地図を拡大して見て頂くと,点線の登山道と実際に辿った軌跡がずれているのが分かると思います)
途中で進めそうな道がなくなり,ふと横を見たら登山者が歩いているのを見て,初めて登山道から外れていることに気付きました。
幸いこのあたりはハイマツが生い茂っているわけではないので,傷だらけになることなく難なく登山道に戻ることが出来ました。
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15:45 頃にようやく称名川に到着しました。
ここから別山?方面を撮影。
称名川に頼りない橋が架かっているので,それをそーっと渡って雷鳥沢キャンプ場に向かいます。
ここから再度 200 m 近く登る必要があるのですが,ここがきついと言ったらありゃしない…。
道自体は整備された遊歩道レベルなので足元の心配はないのですが,完全に足に来ていることもあり,30歩?登っては休むを繰り返す状態です。
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16:38 にようやく,本日の宿である「みくりが池温泉」に到着しました。
ただ,すぐにチェックインせずに室堂バスターミナルに戻り,何とか最終バスが出る 17:00 前までにコインロッカーの荷物を引き取ることができました。
ようやく一息ついて,バスターミナル屋上のベンチで休んでいる間に建物のシャッターが閉まったので,ホントギリギリでした…。
この後は,泊まり用の荷物を持ちながらのんびり「みくりが池温泉」まで戻ります。
途中の「みくりが池」の展望スポットから撮影。
結局この日は朝から夕方まで快晴で,湖面が揺れていないことから分かるようにほとんど無風であり,天候としては最高でした!
(こんなに天候に恵まれた登山は2007年に木曽駒に登って以来かなあ?)
体力的には完全にヘロヘロでしたが,苦労して登った甲斐がありました。
(続く)
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