青函連絡船「羊蹄丸」 その1
投稿日 : 2011年09月19日
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さて、ここからは青函連絡船「羊蹄丸」です。
この羊蹄丸は2代目で、津軽丸型の姉妹船に当たり、昭和40年1965年に建造されました。
青森~函館間(津軽海峡)を結ぶ国鉄の車両輸送を目的とした鉄道連絡船で、船名は北海道の羊蹄山(蝦夷富士)にちなんで付けられたものだそうです。
ちなみに初代羊蹄丸は戦後すぐに建造された青函連絡船で、こちらは台風で1000人以上の犠牲者を出した「洞爺丸(とうやまる)」をネームシップに持ち、2代目とほぼ入れ替わりで無事引退しています。
写真はメインの推進スクリュー。さすがに8000トン級の船なので大きいですね。 ^^;
これも可変ピッチでブレードの迎え角が変わるようになっています。
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桟橋からコンクリ-トの階段を上がり、自動ドアを抜けるとホテルのロビーのような入口が。
この日はテレビの取材が来ていたようです。
女性のレポーターでしたけど・・・知らな~いw
この羊蹄丸。 妙な歴史を歩んでいる船で、1988年の青函トンネルの開通と共に約23年の現役生活を引退。その後1992年にイタリアのジェノバで開催された「国際船と海の博覧会」で日本政府のパビリオンとして使われました。
・・・この船、イタリアで展示会場になっているんですw
なので、内部はパビリオンそのもの。 客室などはありません。。。
でも、レストランや階段のつくりなどは連絡船当時のものなんですかね?
内部にいると、「ここ、ホテルか?」って思うところがあります。 (笑)
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「パビリオン 日本館へようこそ!!」的な船長さんのお出迎えですw ^^;
実は、調べるまで そんな用途に使われたことを知らなかったんですよ。
なので、これを見た瞬間にガックリきて帰ろうかとも思いましたw
ワタシが見たかったのは青函連絡船とはどんなもので どのように使われていたのか? だったので。。。
この羊蹄丸は全長132m、幅17.9mで排水量約8300トン。青森~函館間の「青函航路」113kmを約18kt、 3時間50分で結ぶ快速船(船足が早いという意味ですよw)で、1200~1300人の乗客と50両の貨物列車を運ぶ輸送能力を備えていました。
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入口の船長の後、しばらくは「海と人」をテーマにした展示が続きます。
海洋開発とか、生物について。とか・・・。
小さい子供がイルカに乗って楽しめるアトラクションなんかもあって それなり・・・なのかな?! ^^;
「博物館」だと思っているとワタシみたいに完全スルーになると思いますw
で、そんなコーナーを抜けると写真のような展示が。
北海道に渡るためには連絡船しかなかった昭和30年代の国鉄青森駅を再現してあります。(当時は知りませんけどw ^^;)
ここからは火が付きましたw (爆
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駅前の魚屋さんですね。 (笑)
お母さんが子供の面倒を見ながら店番しています。
で、並んでいる魚は・・・?
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もちろん作り物ですけど、これなぁ~んだ? (笑)
1本650円は安いっ! (爆
でも、当時の物価で換算するといい値段なんでしょうねw
まるまる太ったスケトウダラです。
今は日本では獲れないらしいですね。 タラ。。。
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もういっちょっ!! (笑)
立派な鮭ですねぇ~。。。
1本500円。
これを考えると物価は1/5位でしょうか?
安いと見るか 高いと見るか。。。
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毛ガニで~すw ^^;
1杯250円。
・・・やっす! (笑)
でもこれ、持って帰るの大変ですよね。 よく考えたら。。。w
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