23日の高知高専に続き、今日は夏連覇を目指していた大阪桐蔭が金光との1戦でタイブレークの末敗退しました。大阪桐蔭は今季谷間世代。相手の金光も毎年夏の予選では上位の常連ですしここで敗ける可能性もあるな、と思っていましたが、それがタイブレークで敗退となるとやっぱり黙っていられません。
昨日のブログでも触れましたが23日にはタイブレーク&15回制限の弊害で高知高専が敗退しました。
>https://news.biglobe.ne.jp/sports/0724/sph_190724_4416699700.html
高知東との1戦は1-1の拮抗した試合展開で延長戦に突入。延長13回からは無死1塁2塁でスタートするタイブレーク戦となります。得点を促し試合を終わらせるためのタイブレークなのですがここも両投手が力投。お互いに無失点で凌ぎ合い延長15回まで1-1と予断を許さない好ゲームとなります。しかし16回に突入すると今度は一投手投球回数15回制限のアホなルールにより、熱投を続けてきたエース岩室がここで無理やり降板させられます。
結果的に16回の攻撃で高知東打線が高知高専リリーフ投手と捉え一挙に7点を挙げて勝利を収めました。高知高専は事実上エースの岩室の出来にチームの浮沈を委ねるワンマンチームだったものと思われます。2番手投手の久武は遊撃手が本職。この日は炎天下の元フル出場していたため登板回避し16回に投げたのは3番手投手でした。15回まで1-1の息をつく暇もない好ゲームだったはずが終わってみれば8-1。このスコアがタイブレークの残酷さを物語ますよね。
まずタイブレークの前提として得点を促し意図的に試合の決着を強いることで投手の負担を軽減するための措置ということが挙げられます。つまり投手に意図的に作られたピンチでの登板を強いる訳です。チームがピンチの場面になると投手がどのような心理になるのか。野球経験者ならもちろん、野球をやったことのない人でも容易に想像できますよね。もちろん失点したくないから全力投球です。
投手だけでなく守りに就く野手だってピンチの場面とそうでない場面では気持ちの負担が全然違います。ただでさえ厳しい炎天下での試合が延長戦に入り、しかも13回からは(意図的に作られた)ピンチの連続。両エースは普段ならここ一番って場面でしか発揮しない程度まで投球強度を上げてイニングを消費し15回まで投げ切ることになった訳です。
これでも高野連の老害共はタイブレークが投手を守るための措置だって言うのか?
片腹痛いわ。
タイブレークってそもそもオリンピックなど厳格にプログラムされた大会でテレビ放送等の関係から時間枠に当てはめるために導入された制度だったんとちゃうか?。
高校野球の決着のために用いるにはあまりにも残酷な制度だと断じざるを得ない。
それにタイブレークは表裏で有利不利の差が大きすぎる。
どう考えたって裏の攻撃をするチームが圧倒的有利になるやろ。
まず表の攻撃になってしまうと13回裏からは1打サヨナラの場面が連続して訪れるわけでしょ。今日の金光対大阪桐蔭で言えば先攻で裏が守りになる大阪桐蔭はその負担が半端じゃないわ。ただでさえ1点を失ってなおも1死2塁3塁だった9回裏など幾たびもサヨナラ負けのピンチを凌いできた大阪桐蔭の投手中田。そして12回表以降の攻撃では得点への重圧から攻撃陣にも必要以上に負担がかかる。14回はさすがに精神的にも肉体的にも大阪桐蔭の選手と言えど限界だったと思われる。
逆に裏の攻撃だった金光はまず表を抑えてしまえばとりあえず敗けはない状況で比較的楽に攻撃できます。仮に表に失点しても裏の攻撃で必ず無死1.2塁という絶好のチャンスが訪れることが約束されているワケで攻守に開き直ってやれますからね。
攻守にかかる負担が表と裏で全然違う。こんなのフェアな勝負とは言えないんじゃないの。こんなアンフェアで欠陥だらけのクソルールは即時採用を撤回すべきです。
こんなクソルールで最後の夏が終わってしまい、春に続いて夏も優勝旗を返還しにいくだけの簡単なお仕事になってしまった大阪桐蔭の選手諸君がかわいそうでなりません。
夏のタイブレークは100害あって一利なし。これがワイの結論です。
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