2NA チャンプRS用のエンジンのオーバーホール その3 ピストンの鏡面加工など
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
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そんなワケで、続きです。一先ず分解したクランクケースを灯油で洗浄し、ベアリング関係を抜き取りました。
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灯油での洗浄後ですね。ブレーキクリーンで粗々仕上げて中性洗剤で念入りに油分を落とせばOKです。
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ベアリングも抜きます。今回は新品で出るところはできるだけ交換しますので・・・。
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駆動系のベアリングも抜きます。ここは油圧プレスで抜いたかな。。
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シリンダーとシリンダーヘッドも
灯油で洗浄。オイルの滲みがひどくてドロドロでしたが内壁はきれいなモンでした。
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ピストンの鏡面加工はやっておきましょう。画像はサンエス漬けにした直後で無加工の状態ですね。
サンエスに漬けることで多少のスラッジなら簡単に落ちます。
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あとはひたすら磨くだけ。手持ちの耐水ペーパー在庫の関係もあり600番→800番→1000番→コンパウンド仕上げていきますよ。
どうしても物凄く鏡面にしたい場合は1500→2000→コンパウンドとなるのですが、どうせパワーアップ的な面は体感できないですし、そこまでは必要ないかな・・・。
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とりあえずこのくらいで十分。表面の凹凸はなくなりました。(しかし画像でみるとちょっと傷が見える気がするのでこの後もうちょっと磨きますw)
ピストンの鏡面加工の狙いは燃焼室側の凹凸を均すことで表面積を減らし熱損失を減少させることにあります。熱効率のアップですね。それとピストンにスラッジが付きにくくなります。2ストエンジンには特に効果が高いですよ。
ちなみに鏡面加工はピストンの燃焼室側だけです。縦面はオイル溝がありますので加工は不要ですよ。ピストン全面を鏡面施工と勘違いしていた遠い日w
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