フロントバンパービーム交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
バンパービームにアクセスるためバンパーを外します。
フェンダー裏にプラスのネジが見えるのでこれ外します。
短いドライバーだとハンドルを切らなくてもボルトにアクセスできますが力を入れずらいので横着説ハンドルを切ってネジにアクセスし易くした方が良いと思います。
このネジは左右あるので両方外します。
2
この日は雨の中を走った後で濡れていたので水滴を拭き取ってから作業に入りました。
バンパー下のクリップを外すのでカーランプに載せます。
3
ナンバーを外します。
ネジは六角かプラスどちらでも回せますがナメたくないので私はソケットで作業しました。
ナンバーを外すと後ろにクリップが隠れているのでこちらを外します。
このタイプのクリップは硬いので金属製のクリップ外しを使った方が良いと思います。
多少の傷など気にしなければマイナスドライバーでもできますが適切な工具を使った方が安全で確実です。
4
次にバンパー下に潜って下回りのクリップを外します。
たくさんクリップが着いていますが関係ないものもあるので車両側のフレームに固定している部分だけ外しています。
下回りは7カ所のクリップで固定されています。
我が家のN-BOXは雪道走行の影響か1カ所クリップが無くなっていました。
5
一通り下回りのクリップを外したら外し忘れがないか確認します。
手でバンパー下側を軽く引っ張って全体がペコペコ浮いてくれればOKです。
どこか引っかかっていたらそこのクリップを外し忘れている事がわかります。
6
バンパーの端の方は外れた際に暴れて傷を付ける可能性があるのでテープで養生しておきます。
2人ならバンパーを押さえてもらいながら作業できるので大丈夫かもしれませんが1人作業の場合は養生した方が安全です。
7
バンパーの爪を外す際は下の方を押すとパコッと一番下の爪が外れます。
あとはそのまま上に向かって手を滑りこませていくと順に外れていきます。
チョット硬いので不安があればバンパーを上に持ち上げながら引いたりすると若干外れ易いと思います。
反対側も同じ要領で爪を外します。
8
端の爪が外れたらライトに沿って隙間に手を入れていくと順に爪が外れていきます。
ライトの辺りまで外れたら反対側も同じ爪を外していきます。
9
最後に残ったグリル下の爪はバンパーをやや上に押し上げながら引っ張ると外れます。
バンパーが外れたら傷を付けないように避難させます。
10
これでバンパビームにアクセスできるのでビームを外します。
ビームは左右2カ所ずつ4カ所のボルトで止まっているだけなので順にボルトを外していけばいいだけです。
こちらはソケットの12mmで外せます。
11
接合面は錆が出ていたので錆の置換剤を塗りました。
他にも細かいところにちらほら錆が見えたので見える範囲は一通り置換剤を塗りました。
12
こちらはバンパーを外したついでの作業です。
銅テープ貼ってその上からアルミテープを貼りました。
何カ所も貼ったのでこの作業が意外に時間がかかりました。
13
お決まりですがN-ONE モデューロXのバンパービームとの比較です。
平面的な差はありませんが厚さを見るとペラペラの板金に対して楕円形の中空パイプで明らかに強度が上がっています。
14
ここからバンパービームの取り付けになります。
仮締めまではボルトを締める順番は適当で良いですが本締めする時は助手席側の1本だけ横から止まっているボルトを最初に締めます。
このボルトを締める事で横方向に位置がきちんと決まるので助手席側横、助手席側正面、運転席側の順で締めた方が好ましいと思います。
ここまではラチェットを使って締め込んでいきます。
写真に写り込んでいますがこちらもついでという事で作り置きしてあった放電用のスタティックディスチャージャーを純正のアース端子部に取り付けてみました。
15
ラチェットでボルトを締めたら最後にトルクレンチで締めます。
締める順番は同じく助手席側横、助手席側正面、運転席側の順で締めました。
調べたところ締め付けトルクは22Nmとかなり低めです。
バンパービームを変えると厚さが増えたぶんグリル下のベロが少し手前に出てしまいますが特に問題ないのでこのまま逆手順でバンパーを元に戻して完了です。
16
ちなみにナンバーを戻すときに準備しておいた簡易盗難防止のボルトに変更しました。
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