シートが破れてきたので張り替えました。

シートのサイド部分に亀裂を発見！
体重が掛かる部分なので伸びたり縮んだりと、紫外線による素材の劣化もあり寿命を迎えたと考えます。

張替えは自分でします。
粘着タイプでは無い厚手の合皮を選んでください。
色はお好みで！

シートを外して、裏に打ち付けられたタッカー針を１本１本外していきます。
元の打ち方とシート生地の角に当たる部分の重ね方を覚えておくと、後で大変役立ちます。
過去に一回張り替えた痕跡がありますね。

古いシート生地を剥がします。
あれ？　「いきなりスポンジ」でした…
本来は、防水用のビニールで包まれていたはずです。

大きめのゴミ袋で構いません。
スポンジ全体を包みこんで、防水シートの代用にします。

新しいシート生地を包んで、大体のサイズ感の見当をつけます。
湾曲の大きな部分を前後左右クリップで仮止めします。

まずは、フロント側の最先端部から６ミリ足のタッカーを打ち付けて固定します。
勘違いされている方が多いのですが、シート張りは一発勝負ではありません。
素人作業なので、納得出来なければ何度でも針を抜いてやり直せます。

たるみやシワが出来たら針を抜いて生地を張り、その状態を保ちながらタッカーを打ちましょう。
見えるのはシートの乗車面だけです。
シートの裏側は誰も見ません。
プロの作業じゃないので、裏側は汚くても良いのです。

時間はいくらでもあります。
納得出来るまでトライアンドエラーを繰り返します。
有り難いことに最近の生地はよく伸びますので、リカバリーがとても簡単です。

個人的には納得できない収まりの悪いシワが、どうやっても残ってしまいました。
リアボックスを積んでいるので見えることは無いと自分を説得し、作業を終えました。

足つき性に優れた純正の薄いシートでなく、お尻が痛くならない肉厚シートに換装されているので、これからも修理して大切に扱わなくては…

今回は、黒でなくダークブラウンをチョイスしました。
太陽光だと映えますね〜
オンラインショップで数ある茶色の中から、赤系の茶色で濃淡を吟味し、最終的には合う合わないの消去法で色を選びましたが、絶妙に似合います。

当初は、色合いが似た初代ユーノスロードスターのＶスペシャルの濃緑ボディに明るいタン色の生地をイメージしていたのですが、近所の家に停めてある実車を見たら、バイクに落とし込んだ時に安っぽく見える様な気がしてきたので、チョット回避して主張しない程度の配色に落ち着きました。

とても雰囲気が良いのだけど…
バイクにこの配色を落とし込むと…
何か違う…　なんかちゃう…