GR86内装パーツLED打ち替え作業

まず、LED打ち替えはメーカー保証切れになりますので自己責任の作業となります。
また、ZN8のLEDは面実装部品を使っています。かなり小さいので半田付けに慣れていないと打ち替えが難しいです。

使用するLEDの説明、上からSMDの1608、2012、3528、リード付き3mmLEDです。色は好みですが今回は白を選択しました。あと私は0.3mm経の半田とコテ２本を使用。コテは40Wと22Wをつかいました。

写真はLEDチップ1608が基板に実装されている箇所です。LED(ダイオード)にはプラスマイナスの極性あります。プラスがアノード、マイナスがカソードと呼びます。電流の流れる方向を間違えると発光しませんので気をつけてください。
※ZN8のLEDパーツはほぼ1608が実装されています。

前説明はこれぐらいにして、交換したいパーツを内装から外します。詳しい説明をしていると記事がとんでもない量になるので割愛しますが普段から内装弄りをしている方ならパーツ取り外しは簡単です。写真のようにLEDが実装された基板は樹脂パーツの中にあります。大体は爪で固定されていますので、マイナスドライバーでこじって樹脂を開けます。この開け方のコツを掴めば基板の取り出し作業は楽です。

あとはLED打ち替えのコツですが、基板に乗っているLEDの両端を半田ゴテ２つを使い挟み、熱を掛けて外します。あまり時間を掛けると基板のパターンまで剥がれますので要注意。LEDを外した際に基板のラウンドの半田を綺麗除去しておきます。

基板のラウンドの半田取りには、こちらを使います。※これを使う場合もコツいります。

基板のラウンドの半田が綺麗に取れたら、新しいLEDの取り付けです。基板の片側のラウンドに予備半田をして、新しいLEDチップを仮付けします。そしてLEDの反対端子側を半田付けして、予備側を再度半田付けします。※ここ重要🤣
あとは、この作業を延々こなすだけ😓
LEDには極性あるので基板側の目印と方向を合わせて取り付けしてください。
基板に極性書かれていないパーツもあります。
※書かれていないパーツは一つだけです。
あと、適宜LED発光確認のためにバラした基板をコネクターに繋ぎ発光確認も必要です。💦

実際に交換したパネル。

センター部分の写真。因みにLED打ち替えの大半が1608チップになりますのでかなりシンドイ作業になります。

ステアリングスイッチの写真。
ステアリングスイッチLED打ち替え作業ではエアバッグを外します。バッテリー放電しないと爆破しますので注意ください。

今回、パーツ外しなど割愛しましたが気合いと集中力が必要な作業です。
最後に！お金に余裕あれば業者に委託した方が良いとおもいます。😊