2025年8月2日開催の『MAZDA DRIVING ACADEMY(MDA)十勝スピードウェイ』に申し込みしましたが落選し、キャンセル待ちも落選しておりました😞
ある日、マツダ株式会社 MAZDA DRIVING ACADEMY事務局の小坂さんから
残念ながら今回は抽選に落選されましたが、「運転がもっと上手になりたい」という皆さまのお気持ちにお応えするため、北海道マツダ販売株式会社様のご協力のもと、MDAカリキュラムのひとつである 「ドライビングポジション講座」 を特別開催することとなりました。
とメールが届き、8月3日の10回の時間枠から午前9時、10時、11時半の3候補を申し込みしたところ、8月3日開催の【MAZDAオール北海道ファンフェスタ2025 IN 十勝スピードウェイ】 で午前10時からの回でドラポジ講習を受講できることになりました😊
i-DMsで現在、本州から北海道に来られているテイクさんが参加されるということでマツダディーラーでいただいた招待券をお渡しすることになり、道の駅さらべつで待ち合わせしておりました。

テイクさんのCX-60とファイブくんのツーショット。
その後、道の駅から会場の十勝スピードウェイまで1.6kmほどの道のりで大渋滞が発生しており1時間40分後にようやく臨時駐車場に停められたのですがドラポジ講習の開始の10時には間に合わず、別の時間に実施することになりました😅
同じ頃C_Roadさんも渋滞にハマっていると連絡が有り、の り た まさんも9時のドラポジ講習には間に合わなくて別の時間にドラポジ講習を実施できたそうです。
そんなこともあり、の り た まさんからマツダの小坂さんの電話番号を教えていただき(の り た まさんありがとうございました🙇)小坂さんに講習に遅れる連絡を入れることができました💦

FD RX-7の列が道の駅を後にし、十勝スピードウェイに向かうところ。朝8時頃撮影。

10時の時点でまだ入り口に到達できておらず😩

12時から特設会場で来場者向けのドラポジ講習が始まりました。小坂さんからこの講座を見た後で個別講習すると更に理解が深まると連絡いただき、先に来場者向けイベントに参加しました。
講習代金を精算するため、北海道マツダから借りられていたCX-60の車内の精算機で精算し自分が止めた臨時駐車場の近くまで小坂さんの運転で移動しました。
その際、小坂さんのハンドル捌きが滑らかすぎてさすがドラポジマスターだと思いました😊

12時半頃から念願のドラポジマンツーマン講習がスタート。
マツダ本社の小坂さんから困っていることはないかと聞かれ、昨年のドライビングアカデミーの際にドラポジ講習で教えていただいた事を元にした運転姿勢だと肘のあたりがきつい気がする。背もたれの角度が立ちすぎているのか判断がつかない。とお伝えすると
上記の写真は私のドラポジで小坂さんがハンドルを左右に切って操作している場面ですが、
ハンドルの位置が少し高いので低くセットするようアドバイスをいただきました。

ブレーキの踏み方についての指導。足を捻ることなく踵から真っ直ぐに踏み込むのが良いそうです。(テイクさんが撮ってくれた写真)

ブレーキペダルの右半分を足を捻ることなく真っ直ぐに踏み込んでいる場面。

ブレーキから踵を軸にアクセルペダルに踏み替える際の位置について指導を受けているところ。踵の位置はアクセルペダルにぴったり沿っていなくて、少し引いた位置にあります。(テイクさんが撮ってくれた写真)
アクセルペダルとブレーキペダルはアクセルペダルにぴったり合わせるとブレーキペダルの方が位置が高いので、アクセルペダルからブレーキペダルに踏み替える時につま先を上げて操作する事になり、歳をとると関節の可動域が狭くなり動かしづらいのもあって、踵の位置を少しアクセルペダルの付け根より離した位置に置くと踵を軸にしてアクセルペダルからブレーキペダルへの踏み替えも楽にできます。
ちなみにわたしはアクセルペダルの高さを調節するアクセルペダル嵩上げスペーサーを取り付けているので、踏み替えは普通のマツダ車よりやりやすくなっています。
https://minkara.carview.co.jp/smart/userid/2624422/car/2189572/4699018/note.aspx
そのほか、シートの前後の位置、シートの高さ、バックレストの高さなども今の位置で大丈夫🙆でした。

ハンドルははじめパーで軽く添える
つぎに手のひらの深く線が刻まれている部分の感情線あたり、薬指と小指の真下の位置あたりにハンドルを当てると力を入れなくてもスッと指が曲がる位置でハンドルを支える感じが良いそうです。(テイクさんが撮ってくれた写真)

(テイクさんが撮ってくれた写真)
以下は昨年のマツダドライビングアカデミーに参加した際のブログにも掲載した内容です。
https://minkara.carview.co.jp/smart/userid/2624422/blog/47924134/

マツダが推奨するドライビングポジションにセットするには、次の手順で調節します。
1.ハンドルとシートを初期位置へ移動する。(うちの車は電動ではなく手動式で調整するため、一番後ろ、一番低くからのスタート)
2.シートの背もたれの角度を調節する。
(垂直に近い角度でお腹が苦しい位置から倒してギリギリ苦しく無い角度に背もたれを緩める)
3.シートの前後位置を調節する。
(腰は深く座ってしっかり背もたれに密着させた状態でブレーキやアクセルを踏んだ時に膝が伸び切らず余裕がある位置)
4.シートの高さを調節する。
(なるべく低めの高さで運転席側(右側)のボンネットが室内に近い方から4分の1くらいが見える高さ)
5.ハンドルの位置を調節する。
(メーターの計器類が隠れない高さで12時の位置に腕を伸ばした時に手首あたりが届く位置)
6.ヘッドレストの位置を調節する。(ヘッドレストのレストは休むではなくrestraint 拘束の意味)
【ドラポジの極意】
①最小の力で(ハンドルは引くのではなく押し上げる。がっちり握らず薬指、小指で握りそのほかの指は添える程度。)
②緻密な操作(踵や膝を支点としてアクセルやブレーキペダルの操作は太ももの一番大きな筋肉を使う。踵の位置はアクセルとブレーキペダルの間で、ブレーキペダルはまっすぐ踏み込めるような踵の位置。オルガン式アクセルペダルの付け根に踵はピッタリ合わせず、踏み替えの際に楽にできるようアクセルペダルの付け根の位置から少し後ろ側に踵を置くなど。)
③再現性を高める
いつも同じ操作が出来るという意味で再現性だけを考えれば、同じ道の同じ場所で、狙えば、必ずi-DMの青が点灯する。(例えば、10回トライして、6回以上成功すれば、再現性が高まってきたと言えるかと。)
これは、i-DM判定での、止まり方、加速の仕方、旋回の仕方において、車の動きの変化のさせ方、乗っている人の感じ方がいつも同じである事。これを高める事。
更別から札幌に帰る途中、小坂さんの指導により今までより正しいドラポジになった事で長時間のドライブでも無駄な力がかからなくなり、肩の疲れも少なく早速、効果がありました😊
しかし気を抜くとブレーキペダルの踏み込みなど昔の癖がすぐに顔を出すので、しばらく意識して運転姿勢を正したいと思います。
最後にスピードメーター上、時速0キロを指している状態でほんの少しだけブレーキペダルを緩めて、ブレーキディスクとブレーキパッドかギギギとなるぐらい微小の擦れている域でゆっくり前進させる講習を受けました。これがすごく難しい🤨
小坂さんにまだスピードが早い。もっとゆっくり前進して でも完全に止まったらダメ と言われ、緻密な操作を習得するために右足がプルプルしてきて、結構疲れました。最後の方にはだいぶ出来ているとお褒めの言葉をいただきましたがこの緻密な右足の動きが出来るようになると躍度が減り、i-DMの白ランプが減る。また青1が出しやすくなるなど良いこと尽くめなんだそうです。
テイクさんやC_Roadさんから前タイヤの動きを見ていると回転がゆっくりしているとか回転がまだ早いなとかはすぐにわかるよ。と言われました💦
2025年8月7日追記
小坂さんから本日、メールをいただきました。
わたしのブログを読んでいただいたようで「アリさんブレーキ」は、足がプルプされておられる言うことは、無駄な力を使われていると推察します。
踵をどこに置き、とこの部分に力を入れたら最小の力で操作できるのか?是非色々試してください。これが自然にできれば、ヤクド減点は少なくなります。との事。
微低速の練習は「アリさんブレーキ」と言うんですね🐜 なんだか可愛いネーミングです😊
プルプルする筋肉の使い方は、無駄な力を使わないと言う正しいドラポジの理想の域に届いていない事なので、踵の位置と足の力が一番力を使わなくて動かせるスイートスポットを探求していきたいと思います♪
最後にリアルドラポジ講習はどうだったのか?と小坂さんから質問がありました。オンライン全盛の時代に直に教わるマンツーマンレッスンは価値があったのか?と。
直に教わると言う事は、web講習や学校形式の講習と違って、受講者のレベルに合わせ、細かいところまで直接指導いただけるのでちょっとしたニュアンスも伝わりやすく満足度は高くなると思いますとお伝えしました。
また、しばらく経過して復習の意味でドラポジ講習に参加してみたいと思いました。あと、実際に運転しながら操作が雑なのかいい線行っているのかなどもドラポジやドライビング講習があったら参加してみたいです。