燃料タンクの錆び取り!d(^-^)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
長年やろう!やろう!と思いながら早や数年、コロナ禍もあり結局放置プレーしてたんですが、今年2月の車検の為に昨年末から少しずつ整備しだして、燃料ポンプの交換から始まり、1番2番の失火からのイグニションコイル交換、1番2番のキャブの簡易清掃、そしてキャブ不調のまま何とか車検通して来て、春を待って本腰入れてキャブの全バラOHまで実施したんてすが、キャブ不調の根本原因が燃料タンクの錆びと腐ったガソリンだと判断し、綺麗にOHしたキャブに汚ないガソリン流したら折角綺麗にしたのが台無しなので、一大決心して重い重い腰を上げ燃料タンクの錆び取りに着手しました。(爆)!Σ( ̄□ ̄;)
着手にあたり、錆び取り剤等のケミカル用品や、用具&用品の下準備が結構重要です。d(^-^)
使用が想定される用具&用品を片っ端からポチって、純正部品(パッキン&ガスケット類)も合わせて手配しました。d(^-^)
それでは作業開始ですが、先ず燃料タンクからガソリンを抜きます!満タンに入ったままのタンクを持ち上げるのは重労働なので少しでも作業し易い様に軽量化します。(笑)(^_^;)
手動ポンプで燃料タンクからポリタンクへ楽々排出。(*´艸`)
2
粗方ガソリンを抜いて給油口を覗き込んで見ると…((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
想定してましたが、想像以上に凄い状態です。(泣)(T^T)
「見なかった事にしよう委員会」発動しようと思いましたが、今更後戻り出来ません。
!Σ( ̄□ ̄;)ヤバイ!
3
続いてシートカウル等外してタンクの取り外しにかかります。
固定ボルト、燃料コック固定ビス、燃費残量警告センサーコネクターを外します。
4
燃料コックはOFFにして、燃料ポンプに行ってるホースをコックより外します。
これで燃料タンクが車体から外せます。
空のタンクなんで楽々持ち上がります。(笑)d(^-^)
5
燃料タンク裏側
燃料残量警告センサーと燃料取り出し口のノズルを取り外します。
6
燃料取り出し口のノズルを外すのにボルト2本を緩めて外せば簡単にスッと抜けるハズなんですが、何故か固くて抜けない?(-ω- ?)ハテ
上下左右にコゼながらゆっくり抜くと…何とも酷い事に成ってるでは有りませんか。
(゚ロ゚ノ)ノオーマイガー
凄い錆の堆積量…。!Σ( ̄□ ̄;)ナ·ナント
思わす絶句してしまいました。(泣)(T^T)
7
放心状態から何とか気を取り戻して、給油口キャップ外し、残留ガソリンと残留ガス(気化ガソリン)を排出し、安全(引火防止)の為、注水しときます。
給油口からタンクの中が見える範囲で大小様々なワイヤーブラシを駆使して錆びを除去し、次に中性洗剤を入れ水道のジェット水流とタンクを振り回しシェイクして徹底的にタンク内を洗浄します。
排出されるドス黒い水に混ざって出るわ出るわの凄い量の錆び。!Σ( ̄□ ̄;)
錆びが出なくなるまで数回繰り返し洗浄を行いました。_| ̄|○チカレタ
8
洗浄後、タンク内をヘアドライヤー等で乾燥させて次の工程へ。
錆び取り剤を注入する為に各開口部の穴を塞ぎます!
燃料取り出し口にみん友さんから教えてもらったアルミテープを貼り、念の為に上からガムテープを重ね貼りします!
勿論貼る前にシリコンオフで脱脂してますよ。d(^-^)
9
燃料残量警告センサーの穴は真円なので、ポチったテーパーゴム詮をグリグリ詰めます。(^_^;)
10
次は錆び取り剤の準備に取り係ります。
錆び取り剤は1リットルで10~20倍まで希釈出来るんですが、RFのタンク容量は21リットル。(゚ロ゚ノ)ノ
20リットル作ったとして、1リットルは後のリンス用に取り置きしとくので、実質19リットルで2リットル足らない。(^_^;)
それに酷い錆びと20倍希釈だと処理時間が係るので、急遽錆び取り剤追加で用意して、希釈割合を濃くする事にしました。
50℃位のお湯で希釈すると錆び取り効果UPするそうですが、調合時の冷めを考慮して60℃のお湯で希釈調合。
22リットルのバケツに錆び取り剤2リットルとお湯18リットルで合計20リットルの薬液を作り、先にリンス用に2リットルを取り置きし、後から3リットルのお湯を追加してタンク容量と同じ21リットルの薬液を作りました。d(^-^)
11
いよいよ本番!
タンク給油口が真っ直ぐ水平になる様に安定させて、手動ポンプでバケツからタンクへ楽々薬液だっ注入!(笑)(*´艸`)
12
薬液だっ注入!満タンおーらい。(笑)
漏れは無い様です。(^_^)v
13
続いて給油口もアルミテープで塞ぎます。
これで数時間放置プレーします。(^_^)v
夕方から開始して就寝する前にひっくり返して一晩置く予定にしてたんですが、目を離して数時間後に…な、な、何と裏側の燃料取り出し口から薬液がポタポタ漏れてるではありませんか…。(゚ロ゚ノ)ノ
二重にテープ貼ってあったのに盛大に…!
!Σ( ̄□ ̄;)ゲロゲロゲ~
慌ててひっくり返して再度大きめのアルミテープを貼り直し、ヘラみたいな物でテープをグリグリして粘着性を高めました。(^_^;)
※熱い薬液入れた為、アルミテープの粘着力が落ちて剥がれが発生したと推測されます?(;´Д⊂)
気が付くのが遅れ、かなりの量の薬液が流出してしまってました?(泣)(T^T)モッタイナイ
再度ひっくり返したら給油口の方も漏れてるので、こちらもテープ貼り直ししてヘラでグリグリしました。(^_^;)
暫く漏れ観察してましたが、大丈夫そうなので、翌朝まで放置プレー続行する事にしてこの日の作業は終了!
_| ̄|○チカレタ
14
朝にタンクひっくり返して(薬液浸かって無かった給油口方向)、シェイクしてお昼まで、また暫く放置プレー続行!(^_^;)
午後からアルミテープ剥がして薬液排出。!Σ( ̄□ ̄;)
透明から茶褐色に変わった薬液が出て来ます。
錆びが取れてる証拠でしょうが…?
((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
排出した薬液はバケツの3/5位の量で、10リットル位?漏れて流出した様です?
(゚ロ゚ノ)ノモッタイナイ
残った薬液は再使用出来るので、上澄みだけ茶漉しフィルター通してポリタンクに入れて保存。(*´艸`)
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薬液全部排出した後は直ぐに中性洗剤を入れ、タンクシェイクして錆び水が出なくなるまで再び徹底的に洗浄します。
_| ̄|○チカレタ
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あの地獄の様に堆積してた錆びも無くなって、覗き込んだ穴からも錆びが取れたシルバーの内面が確認出来ます。
\(^_^)/ヤッタ~
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最後の仕上げに最初に取り置きしといた薬液をだっ注入し、シェイクしてリンス処理防錆びコーティングします。
リンス薬液排出後、水洗い洗浄はせずタンク内乾燥させて全ての作業終了!
給油口から覗いて見たらこんなに落ちるのか…ってくらい綺麗に新品みたいになりました。(^_^)v
普段ならこれでめでたし!めでたし!なんですが、フッとみん友さんから言われた「錆び取りによる錆び穴が開いてなければ良いのですが…」の一言が気になってます…?
!Σ( ̄□ ̄;)ヤバイカモ
一応目視では錆び穴&薬液の滲みも確認出来なかったので、大丈夫とは思いますが…。(^_^;)
最悪、もし漏れがあった場合はストックの新品タンクと交換します。(爆)d(^-^)モッテルンカ~イ
後は、外した燃料取り出し口のノズル清掃と燃料コック分解清掃&燃料ホース交換、残量警告センサー清掃とパッキン&ガスケット類の交換付随作業の整備手帳へ続く。
満足!満足!
…おしまい。
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