
空虚なGWも開け、平日が戻ってきました。
しかしこの初めての感覚はなんでしょう?
長期休み後のボケとはまた違う、虚ろな感覚です。全くエンジンがかからない2日間を終え、すぐさま週末にさしかかります。
皆さまいかがお過ごしでしょうか?
この金曜の夜に、また新たな試みをしております。
先日試してみたフィルム写真の延長ですが、モノクロ写真を撮影し、先ほどフィルムの現像をしてみたところです。
現在風呂場でゆっくりと乾燥をさせています。
本当はGW中に取り掛かりたかったのですが、必要な道具の調達が間に合わず今日になってしまったのです。
最近知ったのですが、クラウドファインディングにて開発された暗室いらずの現像キットが数年前に売り出されたようです。
LAB-BOXという製品で、蔵-CURA-というサイトで通販されていました。
https://cura-3i.com/selection/lab-box135/
また、ヨドバシやビックなどの大手量販店や楽天などでも取り扱いがあるようです。
そのキットと現像液です。
その他諸々買いました。
開梱しフィルムをセットします。
くるくる巻きつけて、あとは8分ほど液につけながら撹拌するだけです。現像液、停止液、定着液が全部含まれたMono Bathという1液のケミカルがあるので基本はそれだけです。私のような素人でも驚くほど簡単にできる、よくできたシステムだと思います。もちろん3液を使うこともできますので、そのうち慣れたら自分なりの方法が見つかるかもしれません。
現像が完了し水洗いしたのちに風呂場での乾燥です。埃がつくと取り除くのは困難とのことで、乾燥には風呂場が良いようです。
明日の朝には乾いていることと思います。
今回のテストフィルムはISO25の低感度フィルムです。初めて使ってみました。夕方に例のごとく単車を撮影しましたが、シャッター速度が遅く手ブレをしまくってると思います。また、レンズの解放が壊れているのか描写がよろしくなく、ピンボケ気味に写っているような気がします。
一段絞るだけで手持ちはかなり厳しい。どうなることやら、明日結果を見てみます。
余談ではありますが、10年くらい前にDigital Divideなどという言葉が生まれ、デジタルの美徳がもてはやされました。それは利便性も高いのですが、多くのプロセスはブラックボックス化され生身のものを知ることが減ってしまったような気がします。
中高年をどこか揶揄する言葉だったDigital Divideですが、視点を変えればAnalog Divideがこの10年で急速に進んでしまったような気がします。
別にアナログなんて今や不要なのかもしれませんが、キャブのダルさやレコードの音圧、そしてフィルムのノスタルジックな描写を見ると、何か忘れかけていたものを思い出すような気がします。
今となってはアナログデバイスは、使いづらくて使い古された技術と思われがちですが、その時代の開発者の息遣いや世の中の興奮を感じずにはいられません。
Z1や刀はもう無理だとして、なんとかZephyr750あたりに乗れないだろうか。
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2020/05/09 01:38:56