
今日は久しぶりにレッドウイングのエンジニア、9268を履いた。
ほぼほぼ慣らしは完了に近づきつつあるものの、やっぱりまだ締め付け感があり時と場合によっては辛くなることもあります。孫悟空の緊箍児(きんこじ)みたいに、激しい頭痛もしてきます。なんとかこれを解消したい。
なので今日は思い切ってロングウォークに挑戦です。
ちょうど旨いとんかつを食べたかったので、10kmを超える距離で歩いて行ってみようと考えました。
鶴見のとんかつ村井か向河原のとんかつ藤田か。距離は藤田がやや遠いもののその分慣らしにもカロリー消費につながるし、まだ行ったことないので藤田に決めた。
道中、雨のせいもあってかなり歩きにくかったのに加え、まだまだ締め付けによる圧迫もあるブーツなので、途中で断念しようか相当悩みながらの歩行でした。スニーカーを履いてのウォーキングとは違い、踵からの衝撃や重さなどがスムーズな歩行を妨げます。特にウィズの締め付けがきつくて、一歩一歩しんどいなという感じでした。
一方、全長がピッタリなこともあり、踵の収まりは本当に素晴らしく、パカパカ踵が浮くこともなく張り付くように中底が足裏に吸い付いてきます。これは気持ちの良いジャストフィット感です。
問題は幅だけだな…と思いつつ、そういえば甲の痛みがなくなっていることに気づきました。
やっぱり少しずつ足にフィットしてきてるんだ。。。
そうこう歩き続け9kmに達する時、ふと左足のウィズの締め付けが軽くなる瞬間を認識しました。あれ?という感覚ですが明らかに左足のみ楽になっています。右側は変わらず締め付け感があり、元々左右差があったのでそのうち右側も楽になるかも…と、期待をしながらさらに1kmくらい進んだところでこちらも急に楽になる瞬間がありました。
革が伸びるのに閾値があるのか??
その後歩行は急激に楽になり、エンジニアブーツで雨の中13kmを歩ききり、念願のとんかつ屋、藤田に辿り着きました。
開店10分前で一番乗り。雨のせいもあるのかもしれないけどラッキーです。
こちらは林SPFのとんかつで、脂の旨みが期待できます。
程なくして開店し席に案内され、ロース200gを注文。
村井の良質な油とパン粉による白とんかつが好きなのですが、藤田も同様に軽やかな揚げ上がりです。
岩塩で食べると脂の甘みが舌にまとわりついてきて、とてつもなく美味しいとんかつでした。油の香り、パン粉の小麦のこんがりと揚がった爽やかな香り、濃い旨みの林SPFが、今日頑張って歩いたねと優しく話しかけてくるようでした。
日吉の和栗も林SPFで美味しいけど、僕は藤田の方が好みです。おそらく檍の系譜でしょうか。詳しくは分かりませんが、しばらくはここにはまりそうです。村井のような白とんかつで今後どちらに行こうか迷いそうです。
さて、今日のロングウォークは旨いとんかつおよびダイエット効果という報酬に加え、ブーツの状態変化も大きな成果です。
振り返ってみます。
まず、今日は9268を履いて15kmほど歩きました。
流石に一気に15km歩くと、革も温まり変化しやすくなるのだと思います。雨は大降りではなかったものの適度な湿度も寄与したかもしれません。5kmもそこそこしんどいけど、どうせしんどいなら5km x 3セットをやるよりも成長はより進むと感じました。何より大きいのが出発前と後での変化が記憶の中で明確に比較できることです。
先ほど、途中で急にゆとりを感じたことを書きましたが、そうした変化の過程や比較が一度にできるので、あやふやな記憶で闇雲に慣らしを進めるより良い方法だと感じました。
とはいえ、僕の場合元々5分も履けないほどの尋常じゃないキツさからスタートし、じわりじわりと慣らしてきました。ようやくこういう取り組みが出来るようになったわけで、ちょっときつい程度のブーツではありませんでしたので、この記録がどの程度参考になるかですね。
それくらいのギチギチのブーツだったからこその状態変化である、このことはハーフサイズ上のブーツでは再現できない要素だと思います。
特にストレッチャーも使わず、自分の足だけでじっくりと広げてきたので、フィット感はとんでもないと思います。
エンジニアみたいなプルオンブーツでここまでフィットするなんて…
これまで履いていた2268のPT99は7.5Dとハーフサイズ上でしたが、現在はスポンと履けて歩くとパコパコです。今から25年以上前ですがお店で試着してきついなと思いながら買った記憶から、一般的な試着で許容するキツさとは度合いが違うということを頭に入れ、フィット感を求めるなら気が狂う程のサイズを選ばないとこうはいかないと思います。僕もこの9268はヤフオクで試着せずに買ったので履いてますが、店舗で試着したらいくらなんでも買わなかったと思います。それくらいのキツさです。
この状態を買った時には想像もできませんでした。半信半疑でやってきたので、心のつかえが取れて本当に嬉しい。多分、これは普通の根性ではなかなか厳しいし、40代を超えて家庭や仕事と両立しながらこんなどうでもいいことをし続けるのはおそらく無理です。
今はスニーカーが蔓延りブーツは下火だと思いますが、限りある人生のスパンと時間の余裕を考えると10代の終わりから20代の前半にこうした無茶苦茶なブーツ体験ができたら、その後の人生は幸せだろうなと思いました。
Posted at 2026/06/28 21:40:02 | |
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