一期一会の転職機会

数週間後の新しい仕事環境に合わせて、準備を怠らないよう日々何かしらしてます。
昨日はCPAPのコールセンターオペレーターのアルバイトも、無事退職手続きを終えました。
失業保険の手続きや再雇用手当の準備なども職安で進めてきました。

少し前は、職安の雰囲気が苦手でした。
案件を覗いてみると、正直どれも今までのキャリアとは関係のないきつい仕事ばかり。何がきついかと言えば、やはり給与の条件です。足元見られた給与水準で怒りに似たものが込み上げてきました。

こんな無職風情で文句を言えた立場ではありませんでしたが、使い捨てのような市場で堕ちていく自分の将来を想像して気分が悪くなった思い出でもあります。

また、ここに求職に来る人たちも悲喜交々だとは思いますが、明らかに働く気のない同い年くらいの少々不潔なおじさん達をみるたびに、逆に自分はプライドだけ高いただの同類おじさんの癖して変な嫌悪感さえ覚え、そしてその後自己嫌悪にも陥ったりしました。あの人と自分は違うと思いたい心と、側から見たら自分も全くの同類というやるせなさ。

やるせなさをバネにして、挫けずに転職活動をしてきて本当に良かったです。



さて、タイトルの一期一会ですが、実は今先ほど転職エージェントからメールが入り、昨年末最終面接まで行って落ちた会社から、業績好調のための人員拡大計画から、直接オファーステージにに進めたいと申し出があったそうです。
年収はこの1年半無職だった僕には驚異の1,300万円以上とのこと。勤務は東京丸の内、駅の目の前です。こんな好条件は聞いたこともないし全く信じられません。

一期一会、提案自体はとてもありがたく嬉しいのですが、今はその気はありません。
ただひたすら、年収交渉の不思議さに千思万考ですね。
振り返って総括すると、日々諦めずに取り組むことでその成果はいずれ返ってくるということを実感できました。それは転職活動だけ頑張るという意味ではないのですが、まだ生まれぬ苦しみに立ち向かう勇気にその人の生きる姿勢が映し出され、自身の価値に繋がって来るのだろうなと思います。

これからの困難においても腐ってはいけない。いや、腐っても良いのです。立ち上がりさえすれば。未来はひらけている。