2017年10月22日
メタル布教part5 アクセプト
メタル布教シリーズ第五弾、今回はアクセプトを取り上げてみる。
ジャーマンメタルバンドとしては、スコーピオンズに次いで、ワールドワイドで成功したバンドと言えるだろう。
俺がアクセプトを初めて聴いたのは、高校時代になるが、友達から借りたアクセプトの通算4枚目のアルバム、Restless & Wildだった。
このアルバムのオープニングを飾る、ファスト・アズ・ア・シャークを初めて聴いた時の衝撃が忘れられない。
ドイツ民謡のイントロで始まり、最初はなめてんのかと思ったが、その後のウドのスクリームで曲が始まり、ツーバスで、ドコスコ重戦車のごとく突進して行く。
曲のスピードもさることながら、印象的なメロディと、どこまでも美しい、ツインギターによるギターソロ、ヘヴィメタルの様式美とはと聞かれたら、この曲を聴けと答える。
この1曲のために、このアルバムを買う価値はあると思う。
アクセプトは、1968年に、ドイツのゾーリンゲンで、ヴォーカルのウド・ダークシュナイダーを中心に結成された。
その後、ギターのウルフ・ホフマンが加入し、1979年に、「殺戮のチェーンソー」でデビューする。
ヴォーカルのウドは、印象的な風貌と、独特のクラッシュボイスのため、スコーピオンズのような音楽的な幅は無い。
万人に受け入れられる音楽を拒否し、ついて来るものだけ、ついて来いという姿勢が逆に、宗教の教祖のように熱狂的なファンを生む。
そして、ついに5枚目のアルバム、「Balls To The Wall」で、アメリカに進出する。
アメリカでも高い評価を受け、アルバムはヒットし、次に名盤である「メタルハート」を世に送り出す。
次の7枚目である「ロシアンルーレット」発売後、ヴォーカルのウドが解雇される。
代わりにアメリカ人のヴォーカル、デイヴィッド・リースを加入させるが、8枚目のアルバム「イート・ザ・ヒート」発売後、バンドは解散する。
1993年にバンドは再結成するが、その後も、メンバーチェンジと解散、再結成を繰り返し、現在に至る。
現在のヴォーカルは、アメリカ人の、マーク・トーニロで2009年から加入している。
声がウドに良く似ていて全く違和感がない。
ジャーマンパワーメタルの礎を築いたのは間違いなく、このバンドであろう。
デビューして38年になるが、時代の流れがどうであろうが、彼らの音楽は変わらない。
変わったのは、イケメンだった、ウルフ・ホフマンがスキンヘッドになったくらいか(笑)
最近もアルバムを出したが、非常に高いクオリティを維持しており、現在が黄金期なのかも知れない。
そんな彼らの、メタル史上に残る名曲、「Fast As A Shark」、後輩のハロウィーンをはじめ、この曲をカバーするバンドは多い。
そして、初期の名盤である、「戦慄の掟」から、「Breaker」
ライブ映像は、南米のチリでのものだ。
最後に、今年の8月に発売された、15枚目のアルバム、「ザ・ライズ・オブ・ケイオス」から、「キャリー・ザ・ウェイト」
とにかくカッコイイ
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Posted at
2017/10/22 22:09:51
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