EA21R スピードメーター修理

スピードメーターの速度が実際よりも遅く表示される症状です。
通常GPSレーダー表示より10km高く出ていたが現状は逆に10km低く表示されていた。
トリップメーターとの誤差もあります。

さっそく先輩方の整備手帳を拝見しながらメーターを外しました。
※うわさ通りコネクター外すのめっちゃ大変でした(>_<)

スピードメーターは写真右に配置されており
ネジを4つ外すとメーターを本体から取り出せます。

先輩方の説明と何か違う‼️
11Rと21Rで基板の搭載部品が違う事に気づきました。
まず天面側の側面を覗くと基板上にコンデンサが2個見えます。

25v6.8μFと
※11R(35V)と電圧が違う‼️

35v4.7μFです。

あと奥の方にも1個あります。

25v47μFでした。

こちらは壊すのが心配なので電子部品屋さんにコンデンサの基板からの半田脱着(吸取、取り付け)をお願いしました。

注意：3個目のコンデンサ(25v47μF)を取り外すには基板をメーター本体から外す必要があり写真の一番下にあるクリーム色？の6本足の部品も一旦半田を剥がす必要ありです。
※基板単体側を撮影するの忘れました。

とりあえず故障原因の8割以上はコンデンサの不具合らしくコンデンサの一般耐久寿命は約10年らしいので今回は3個とも新品に交換します。

お店のアドバイスもあってこれを機会に耐圧を全て50Vに変更しました。
25v6.8μF→50v4.7μF+2.2μF=6.9μFで代用
35v4.7μF→50v4.7μFに変更
25v4.7μF→50v4.7μFに変更しました。
※6.8μFの在庫が無く4.7μF+2.2μF=6.9μFのニコイチしました。0.1μF程度は誤差範囲で問題無いとの事。

取り外したコンデンサを確認すると
25v6.8μFが端子と根元に腐食があって
これが怪しいかな！？って感じです。

基板を戻してついでに表面のレンズを磨いて元に戻すところでしたが...ふと思いついて
今回はメーター外したこの機会にELメーターを追加しました。

ピューパさんのブラックをチョイス

上からメーターを被せてビス共締めで装着完了
※配線を通すため上部真ん中あたりに切り欠きを入れました。

ついでに4つあるバックライトも暗いので
ぶーぶーマテリアルさんのT10 LEDに変更

サイズ的にはピッタシです。

車内のイルミネーションとメーターと明るさがアンバランスだったのが全体とバランスがよくなって満足です。