序
兆候は点検ついでにリコール後、なんとなく加給圧が以前よりやや低めになった気がしたことから始まっていた気がする。(OBDIIからの加給圧の数値表示)
生誕祭~エスコぺオフの帰り、新東名で加速しようとした時に異音(今まで聞いた記憶のない金属音)が。。。「あ~タービンブローかぁ」と思った。
今までも異音とまでは言わないまでも日頃からキーンと言う金属音はあって、でも(前の車で同様だったかは覚えてないが)こんなもんだろうの閾値があがっていたかもしれない。
個体差?による持病でもあることだし、状況を確認するだけでもバラシで大変なので、どうせバラすんだったら(精神衛生上も)純正以外に交換してしまおうと思うことにし、じゃあ「どこにしようか?」
注:サーキットは走りますが、吸(エアクリ)排(マフラー)気系とECU(フラッシュエディター)は基本としても、以外のカスタムはもっと他の部分を弄ってこれ以上やることがなくて、それでもタイムを出したいとか思わない限りはやらない予定でした。が、タービンが逝ってしまったらねぇ。
真っ先に浮かんだのはHKSのGT100R、でも、タービンだけじゃなく、色々と弄る箇所も多く、大掛かりな気がして。
で、サーキット走る人の間でオリジナルタービンで有名なのがご存じt-racingさん
代表の福島さんとは以前から走行会などでお話しさせてもらっていたこともあり、今回の件を相談してみたところ、タービンブローと言う状況と、タービンだけなら(それも可能、ただし、他が純正なので、本来の性能から加給圧とか下げて(デチューンしての)使用)対応していただけるということで、お願いすることになりまして、交換に行ってきました。
金曜の夜中過ぎに出発、土曜の開店時間に合わせるようにのんびり走って
到着、そのまま入庫
さっそく作業に向けて養生されます。え?タービンまだホカホカですが?^^;
さすが、てきぱきと補機類が外されていきます。
これが百式タービン
右のオリジナルと比較すると差が歴然
まずはタービンがドッキングして、さらに逆の手順で補機類が載って組み換え終了
交換してまず変わったのは排気音。660ccの音じゃなくなりました。^^;(こちらはマフラーがBYSのマフラーに替わってますので、純正マフラーだとどうなるかは不明です)そして、当たり前だと思っていた金属音が消えました。
ばらされたタービンを確認してみたのですが、通常時には不具合は感じなかったこともあり、明らかなブローの痕跡はなかったのですが、やはり何かしらの不具合はあったようです。
そして、加給圧は純正ノーマルと同程度の1.0程度に抑えられてますが、ノーマルの時は44Gのデータで1500~5000回転でのターボ効果によるトルクの盛り上がりが顕著でしたが、それはなくなりましたが、踏み始め1000回転からのトルクの盛り上がりが凄くて、そのままターボ効果によるドーンと来るような盛り上がりはないのですが、(まだ4500回転くらいに抑えて走っているので)それでもそれなりにトルクがあって、スルスルと加速していきます。1LクラスのNAエンジンの様な感覚になりました。さすがに6速70km弱くらいでの2000回転を切っる状態からの6速での加速は厳しそうな感覚を憶えますが、エンジンの下の回転数がさらに使えるようになった印象です。
エンジン新品のような慣らしはいらないよとは福島さんのコメントですが、1000kmくらいまでは一応の慣らしをして、それから5000回転以上の感じを確認したいと思います。6000回転くらいまでは差があるけど、そこから上は(トップエンドまで)使い切る仕様ではないとのことです。
帰りの新東名では、交換から500kmを超えてからは120km/h 4000回転前後で巡行して様子を見てみましたが、当たり前ですがびくともしませんでした。w
最後に急な対応に応じていただいたt-racing福島さんに感謝とお礼の言葉を述べて締めたいと思います。
余談:たまたまのタイミングで、セントラルサーキットでKEI-Car Meeting 2022秋が開催されていたので、慣らしも兼ねて顔出しをしてきましたwww
Posted at 2022/10/25 13:59:18 | |
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