フルLEDテールランプ自作カスタム方法【その2】パーツ編
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道具が揃ったら、今度は買わなければならないパーツ類の紹介です。
ある程度設計が決まった段階で購入しますが、先に知識として知っておいたほうが良いでしょう。
先ず基板(基盤)、LED、抵抗、整流ダイオード、配線類、ウェッジベースは必須です。
その他にリフレクター、リフレクターを使用する場合は固定するボンドも必須です。
超高照度のPowerLEDは高額なのと放熱対策が難しいので、コスパ的にも自作向けでは有りません。いきなりPowerLEDに挑戦するのは無謀とも言えます。
砲弾又は四角い4本足のFLUXタイプのLEDが自作派に向いています。
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①抵抗
安いカーボン抵抗です。LEDの性能と回路の直列部分に使用する個数によって変動します。
作るたびに増えて行き、今では数千本有ります。
抵抗値の計算にはオームの法則を使用しますが、
そんなの覚えて無いので、こちら↓で自動計算してもらいます。
https://denshi-kousaku.nazotoki-k.com/led/resistor.htm
ブレーキ&スモールを併用している回路には、逆流防止の整流ダイオードが必須です。
IN4007が一般的です。
慎重派の人は、ウインカーやバックの回路にも入れたほうが安心です。ちなみに私はブレーキ&スモールにしか入れてませんが、問題有りません。
②LED各種
赤、白、黄色、砲弾、FLUX等、必要に応じて。 アンバーは赤っぽいし暗いので使ってはいけません。
ウインカーは橙色ではなく黄色ですが、問題なく車検も通ります。
LEDはタイプによって性能や特性が異なり得手不得手が有るので、解説します。
・砲弾タイプ
基本ブレーキやバックに向いています。一番安価ですが照射角が狭いので、ブレーキライト用はリフレクターと併用しないと斜めから見えなくなります。
黄色の砲弾LEDは日中の視認性が悪いので、ウインカーには不向きです。
・帽子タイプ
広角ですが、リフレクターと組み合わせても暗いので使用しません。
・FLUXタイプ
丸いレンズ部分が3mmのと5mmのが有りますが、主に5mmの物を使用します。
超広角な上に高照度タイプの物が有るので、特にウインカーに使用します。
メッキシートやリフレクターと組み合わせれば更に明るくなるので、ブレーキにも使用可能です。
厚みが薄いのでリフレクターが入らないスペースにも使用可能です。
ラルグスやヴァレンティのテールは、全てのLEDにレンズ部分が3mmのFLUXタイプを使用しています。
③リフレクター
ブレーキやバックランプに使用します。
基本白色LEDは明るいのでバックには使わないでも大丈夫ですが、見た目的にリフレクターが有ると、キラキラしてかっこ良く見えます。
④黒配線 主にマイナス用
0.5sq=AWG20 エーモンのがコスパ最高です。
⑤赤配線 主にプラス用
0.5sq=AWG20 エーモンのがコスパ最高です。
※スモール配線用に他の色も有ったほうが分かりやすくて良いでしょう。
⑥ボンド
リフレクターを固定するのに必要です。写真のより小さいのが100均で買えます。
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ウェッジベースです。
白はT10~T16用、黒はT20シングル、ピンチ部違い、ダブル対応。
透明のも有ります。
電球の代わりに純正のカプラーにそのまま挿せるようにするために使います。
針金みたいなのは、すずメッキ線0.6mm。この太さがベストです。
ウェッジベースの端子用の他、主にマイナス配線、ショートする危険性が低い箇所の配線に使います。
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黒いのは曲がる基盤。
2.54mmピッチのユニバーサル基盤です。
300x200mm、A4程度のサイズが使いやすいしコスパ最高です。
ハサミで切れるので、選択肢はこれ以外有りません。
その上は型紙です。100均の厚紙にPCで制作したものをプリントした紙が貼ってあります。
型紙に合わせて基盤を切り取るので必須です。
型紙の作り方はとても重要なので、次の機会に解説します。
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メッキシート
FLUXタイプのLEDと組み合わせると、明るさがアップします。
砲弾や帽子タイプに使用してもあまり効果が有りませんが、リフレクターは高価なので、砲弾+メッキシートでバックランプを安く仕上げられます。
絶対に必要なわけでは無いので、必要に応じて購入しましょう。
※メッキシートという品名のものには通電するものが有り、ショートしてしまうので使えません。
メッキ感は少し落ちますが、おそらくカッティングシートのメッキタイプならば通電しないので、使えます。
これはステカ用の幅20cmの物で、通電しません。
長尺ですがアウトレット品で激安で購入出来ました。
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