前回に貼り忘れた外した直後のパーツの画像がコチラ。
ウォームギアのローター側にあるベアリングは、コマセの粉が浸入して錆びた感じに。ブレーキコアのベアリングもゴリはないものの、両ベアリング共にシャリ感。
購入から5年、平均月1.5回でフカセ釣りメイン、夏はヌカ切りしているリールの使用感はこのようになります。2年ごとにメーカーメンテに出す大切さがわかりますね。
作業の続きで、ブレーキコアの分解と清掃。
画像左下のネジ3本を外すと黒い上蓋が取れて、画像中央と右の様になり、ベアリングも取り外しできます。
レバーブレーキリールって普通のリールと違い、ローターの逆転は完全にロックされてなくてドラグを強く締めているような感触があったのですけれど、こういう仕組みになってたんですな。
●画像左上・画像右
ブレーキ周りはAEC-0のグリスを塗布しながら組付け。プラ部品が関わる場所はこのグリスを使ってます。動作不良を起こしていたブレーキレバー板も動くようになりました。
●画像左下
今回、逆回転ロックしなくなった不具合を診る為だけに分解したので、ベアリング類はパークリドブ漬けカラカラで対処。グリスはシマノ純正でSHIP-0。金属パーツはオイルでなければいけないところを除いて基本的に全部これ。
無事に元通り。
ブレーキコアと黒蓋の3本ネジの締め付けですが、ローターの逆回転オフでの硬さを覚えておくと良いかも。締めすぎると蓋は樹脂なのでネジ山を破損しますし、ビビって緩めにすると、ローターがロック状態でも少ない力で容易に逆転してしまいます。
ブレーキベアリング止め輪についても締め付けが少し神経質。ベアリングのインナーレースがガタつかない程度。締めすぎると、止め輪をネジ込んでるプラのパーツが壊れます。ネジロック剤が使われているのはオーバートルクで締めすぎ防止の為。
今回のメンテで不良個所は直りましたし、痛んでいるベアリングも確認できたので良しとしますか。次に開ける時はギアボックスも開けてのフルメンテになりそうです。交代要員のデスピナ持っててヨカッタ~。
Posted at 2025/09/14 21:07:57 | |
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