
監督は撮影前に俳優に本読みしてもらって、描写を考えてもらったらしい。俳優は演じるのが仕事だからそれを迷いなく発揮してます。原作は短編小説です。 22年3月にあるアメリカ、アカデミー賞、ノミネートおめでとうございます。撮影はほとんど広島。古い赤色のサーブ、トンネルのシーン。素敵。俳優の秀俊さん、大ファンです。私、原作、村上春樹さんの小説を何冊か読んだことがあります。イッキに盛り上がる描写もあれば、表現の比喩が分かりにくい箇所もあるのです。それがこの人の文学なんだと。思ってました。熱烈な「ハルキスト」がノーベル文学賞を逃すのを悔しがってます。映画好きの私にとって「ドライブ・マイ・カー」に敢えて書かせていただきますと。。。描写は原作と違うところがあリますよね。罪悪感がテーマ。男女関係は村上小説ではいつものこと。監督は映像と言葉のシーンで伝えてます。なので上映時間は2時間59分。おかげで読み手の受け取り、読書の追体験ができます。大げさな演技がないので情景が深い。映画みて短編を読んでも良いし、その逆でもいいですね。カンヌ映画祭で大絶賛なので全米アカデミー団体も取り上げて広島の街を知るパイが広がりますねー。
ネタバレは最小限にしました。
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2022/02/12 16:29:10