2019年10月29日
大村知事「明確にヘイト」政治団体の催しに 法的措置も
天皇への無礼はヘイトだろ
「表現の不自由展」昭和天皇作品に税金投入の是非 野党議員はなぜ回答を避けるのか? 3議員に緊急アンケート (1/2ページ) - zakzak:夕刊フジ公式サイト
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2019.10.28
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野党議員はなぜ「不自由展」の映像作品への評価を避けるのか?
立憲・山花氏
国民・奥野氏
共産・本村氏
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立憲民主党と国民民主党、共産党は24日、共同記者会見を開き、国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」への補助金不交付を決定した文化庁を批判し、国会の憲法審査会で「表現の自由」について優先的に審議すべきだと訴えた。同芸術祭では、天皇陛下の祖父である昭和天皇の写真をバーナーで焼き、灰を足で踏みつける映像作品を、公的施設で、税金を投入して公開することが問題視された。そこで、夕刊フジでは、先の記者会見に出席した議員に「3つの質問」をした。
記者会見したのは、立憲民主党の山花郁夫憲法調査会長と、国民民主党の奥野総一郎国対委員長代行、共産党の本村伸子衆院議員。
3野党側は、文化庁が「芸術祭を主催した愛知県の申請手続きに不備があった」との理由で芸術祭への補助金を交付しないと決めたことに、「事実上の検閲だ」と反発している。23日には、芸術祭の実行委員会会長で、昭和天皇の映像作品公開を認めた愛知県の大村秀章知事から聞き取り調査している。
夕刊フジの「3つの質問」は別表の通り。
これに対し、山花氏は質問全体について、「公金の使途に関して、表現内容を審査し、政治に携わる者が賛否の表明をすること自体不適切なことと考えます」「理由は、立法府も三権の一翼を担う公権力だからです」と回答した。
そのうえで、質問(1)について、「承知している展示物の紹介として不正確なものと思われます」と追記していた。
夕刊フジでは、芸術祭開幕直後の8月2日、企画展「表現の不自由展・その後」を記者が取材し、作品を確認している。
共産党の本村氏は「今回、問われているのは表現の自由に対する国、行政の介入、検閲です。国や行政は『あいちトリエンナーレ』の作品の表現内容に口を出すべきではないと考えます」と答えた。
国民民主党の奥野氏は、事務所を通じて「24日の記者会見には出ましたが、23日の聞き取り調査には行っておらず、回答は見送ります」と答えた。
日本人としての、人間としての常識を聞いたつもりだが、どうして3議員は明確に回答しないのか。憲法には「表現の自由」(第21条)だけでなく、「公共の福祉」に反する権利濫用を禁じた第12条もある。3野党の支持者は、こういう姿勢を支持するのだろうか。
ジャーナリストの有本香氏は「あくまで表現としてできあがっているものを、公共事業として、税金を投入して展示することが適切なのかが問われているのであり、3野党の議員は『表現の自由』だの『検閲』だのと、話をすり替えている気がする。憲法第1条には『天皇は、日本国の象徴であり、日本国民統合の象徴』とある。2代前だろうと、多くの国民の記憶に残る昭和天皇を貶めるような作品を、公共事業として公開するのはふさわしくない。文化庁はあくまで公共事業として展示が適切かを判断するのであり、それができないと行政はいらないということになる」と語った。
◇
■「あいちトリエンナーレ」をめぐる3つの質問
(1) 昭和天皇の写真をバーナーで焼き、灰を足で踏みつける映像作品を「公の場」で「税金を投入」し、公開されたことをどう考えるか?
(2) 芸術祭の芸術監督の津田大介氏は「昭和天皇は2代前で歴史上の人物だ」と、前出の写真をバーナーで焼くことを容認するような発言をし、物議を醸した。では、天皇陛下のお写真をバーナーで焼き、灰を踏みつける作品を「芸術」だとして、「公の場」で「税金を投入」し、公開することには賛成できるのか?
(3) 「イエス・キリスト」や「アラーの神」の写真を燃やすと、信徒らに厳しく批判される。そのような作品を芸術として「公の場」で「税金を投入」し、公開するのは「表現の自由」だとして賛成できるか?
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大村知事「明確にヘイト」政治団体の催しに 法的措置も
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大村知事「明確にヘイト」政治団体の催しに 法的措置も
岩尾真宏 2019年10月29日12時38分
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記者会見する愛知県の大村秀章知事=2019年10月29日午前10時8分、愛知県庁、岩尾真宏撮影
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「反移民」などを掲げる政治団体が愛知県の施設「ウィルあいち」(名古屋市東区)で開いた催しに対し、ヘイトスピーチ(差別扇動表現)に反対してきた市民団体などが抗議した問題で、愛知県の大村秀章知事は29日の記者会見で、催しでの展示内容はヘイトスピーチに当たるとして、当日に施設側が催しを中止させなかった対応を「不適切だった」と述べた。
「日本人のための芸術祭」催しを続行 反差別団体は抗議
催しは「日本人のための芸術祭 あいちトリカエナハーレ2019『表現の自由展』」として、各地で差別街宣を繰り返してきた「在日特権を許さない市民の会」(在特会)の元会長が「党首」を務める政治団体が27日に開いたもの。
催しを見た人によると、展示作品には「犯罪はいつも朝鮮人」と書かれたカルタの読み札など在日コリアンへの憎悪をあおる内容のものがあり、ウィルあいち側も展示内容を確認した。会見で大村氏は「内容からして明確にヘイトに当たると言わざるを得ない」と指摘した。
ウィルあいちを含む県の各施設の利用要領には、「不当な差別的言動が行われるおそれ」がある場合には利用を不許可とする条項がある。市民団体などが当日、施設側に中止を申し入れたが、施設側は「中止を判断できない」として応じなかった。大村氏はこの対応について、「(展示内容が)分かった時点で中止を指示すべきだった」と述べた。
政治団体側は施設側の事前の確認に対し、「ヘイトスピーチは行わない」と答えたため、県は施設使用を許可していた。大村氏は「法的手段が講じられるのかも含めて検討するよう指示した」とも話し、催しを開いた政治団体への法的措置も視野に対応を考える方針も明らかにした。
一方、大村氏は「こういう活動をされる方々は故意にやってくる」と述べ、「どう防いでいくかは正直言って難しい課題で、いろんな方から知恵を頂きたい」と求めた。(岩尾真宏)
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Posted at
2019/10/29 17:17:00
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