ブースト上がらない病⑤【最終章】

とうとう暗礁に乗り上げたパジェロミニの故障診断。藁をもつかむ思いで、チャットGPTに症状と、これまでの修理・点検履歴を入力すると…

こんな感じで，点検部品まで出力してくれます。もう整備士要らんやん。

ここで注目したのが『触媒詰まり』
何だと⁉️
全くノーマークだったため、一気に道がひらけた瞬間でした。
確かに，言われてみれば以下の症状に合致します。
①回転数が上がると症状が現れる。
②ターボのエキマニ側が異常に発熱
煙が出ていたことも。
③走行中に焦げ臭い匂いがした。排ガスっぽい匂いもあり
④エンジンコンディショナーをプラグホールから直噴清掃した時から調子が悪くなった。
→この時キャタライザーを詰まらせてしまったのかもしれない…。

とりあえず触媒の詰まりが1番怪しいと判断。さっそくヤフオクで中古をゲット。送料込みで12,000円。そこそこ高いのでびっくり。ちなみに，8万km使用したやつ。

コイツに最後の願いを込めていざ交換！
結論。
直りましたぁぁー‼️
いやー長かった。しかし、やっと直った達成感は半端ない。
もし似た様な症状でお悩みの方は，キャタライザー（触媒）の詰まりを疑ってみてください。
ちなみに，なぜゴホゴホいっていたのかが分かりました。
回転数が増して，エキマニからの排気が増えたにも関わらず、キャタライザーが詰まって排気が抜けきれず、ターボに逆流してきた排気がキックバックを起こしていたと考えるとと説明が付きます。
古い車はいろいろトラブルが生じますが，原因を考えるのもまた楽しいものです。