リアデフマウントブッシュ交換(デフサポート取り外し編)
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三菱Dでの春の1年点検時に「デフのブッシュ切れてますよ」と言われたので交換。結構前から指摘はされてたけど工程を想像するとあまりの面倒くささにやる気が失せて放置してた。
給付金10万円頂いたのでそれを使ってブッシュ4つとショートパーツを注文。
車をウマにかけてマウントブッシュをこじってみると凄まじく動く。こりゃ音出るわ・・・
実際に取り外してみると想像以上の地獄が待っているのであった・・・
2
まず、ランサーエボのリアデフはデフマウントブッシュが打ち込まれたデフサポートがデフの前後にボルト止めされており、デフブッシュを介してフレーム(フロント側)とリアサスペンションメンバー(リア側)に取り付けられている。
つまり、デフサポートだけ外せばデフ本体を外す必要はないのでAYCフルードやシャフト関連に手を付けずにブッシュの交換が可能、ということ。
ともあれスタビライザーとマフラーが邪魔なので外す。
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リア側のデフブッシュのボルトを抜く。
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リアサスペンションメンバーを外す。
必要に応じてジャッキでデフを支えて作業する。
ロアアームはナックル側とショック取り付け部のボルトを緩めておく(メンバー側を外すとアライメントが狂う)
フロアにボルト8本で固定されているので緩める。ロアアームのネジを緩めるだけで挿したままならボルトをすべて外しても落っこちてこない。メンバーがフリーになったらロワアームのボルトを抜いてメンバーを降ろす。
5
と、簡単に書いたけどこの工程に1か月かかった。
というのもマフラーに一番近い部分のボルトが錆びて固着しており、外れなかったから。
力任せに緩める→締めるを繰り返す
↓
頭が丸くなったのでツイストソケットで力任せに緩めに行く(これ以降もう締められない)
↓
嫌な感触があったのでぶち折る覚悟を決める
↓
ボルトの頭もげる
↓
とりあえずメンバー降りるからあとでボルトはどうにかしようと思ったら、中でボルトがねじれてつっかえたのか、メンバーがびくともしない
↓
中古のメンバーをヤフオクでぽちってから、メンバーをグラインダーとアルミ鋸とタガネで切断
という巨大事業になってしまった。
週一涼しい時間を使っての作業なのでなかなか進まなかった。
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残ったボルト。
バイスプライヤーでつかんで回せるようにこの位置で切った。
ダメならドリルでほじるか、と思っていたらタガネでメンバーを割ったときの衝撃で固着が解けたのか指で回った。
うれしいような悲しいような・・・
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フロント側デフサポートを外す。
フレーム側22㎜ナット左右1個ずつ。
デフ側17㎜ボルト2本。
フレーム側のナットはスタッドボルトの先端が錆びていたので少し難儀したがメンバーに比べたらはるかにマシ。
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リア側デフサポートを外す。
22㎜ボルト3本。
ジャッキを少し下げてスペースを確保したら周囲の配管に注意して前後のデフサポートを摘出する。
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