どうも・・・
l||l_| ̄|○l||l
さて・・・
またも懲りずに「バカの旅」をしてきました。
今回は早番勤務(15時半過ぎには終わっちゃう!)のあと、そのまま行ってきました。
今回は近場の旅・・・でも、遠いところばかりが旅じゃあない!ってなわけで、行ってきたのは埼玉県秩父郡皆野町方面。
今回のルートは
職場(県内のどこか)~皆野町・町立日野沢小学校跡~満願の湯~自宅(県内のあの辺り)
というもの。
実はこの「満願の湯」っていう温泉(大衆浴場)は、この早番勤務終了後にちょくちょく足を延ばしてるところなんですよ、これがまた。
で、今回はこの温泉に行く前にちょっと旅を・・・という感じで・・・。
職場を出て(中略)国道140号をひたすら秩父方面へ。
いい加減いって長瀞を過ぎてから県道へと外れていきます。そしてだんだん山合いになってくる道を奥へ奥へと・・・。
途中、満願の湯を素通りして更に奥へ向かって行く。
満願の湯を過ぎていくと、こんな感じの鄙びた集落へ・・・
この道は「秩父華厳の滝」へ向かうルートでもあるが、今回は滝には行かない。
写真の場所は実はバス停。画面左手に小さな店があり(営業してるのかは不明)、そこの自販機でちょっと缶コーヒーを買って一息。
この先、いよいよ目的の場・・・日野沢小学校跡へと・・・
暫く狭い山間の道を進むと、やがて右手に木造校舎が見えてくる。
ここが皆野町立日野沢小学校の跡である。
日野沢小学校前にて。
日野沢小学校についてはネット上でも結構訪問レポが上がっているので、詳しいことやら”廃な専門知識”はその手の記事にお任せしよう。
この学校は明治時代に開校し、平成14年3月を以って閉校となったそうだ。
ここに限った話ではないのだが・・・日本は本当に学校整備が行き届いている国だと思う。このような山合をはじめ「え?こんなところに?」と思うような奥地にまで学校がある(閉校したものも含めて)。
これは大変素晴らしいことで、海外に向かっても誇れる事柄の一つではないかと思っている。
では早速この学校にお邪魔してみよう。
今も残る門標。
子供たちが去って久しい校舎。もう遊ぶ児童も居ないのであろうブランコ・・・
全体として草などが刈られている印象があったのだが、あるいは地元の人が整備しているのであろうか?
花壇にはチューリップなどの花々がひっそりと咲いていた・・・
閉校記念の碑
平成14年3月31日の文字が見て取れる。
この学校の始まりは遠く遡ること・・・明治22年だそうだ。
現在残る木造校舎は昭和30年に作られたものということで、この校舎自体は明治時代のものではないようだ。
だがそれでもやはり歴史を感じる建物であることには変わりない。
校地に沿って石塀(ブロック塀?)がある。
単なる塀ではなく、ちょっと変わった造りになっている。
卒業生が記念に残した緯度・経度などを示した標柱。
ここは海抜226mとのこと。
このほか、東経、北緯も書かれている。
こうした記念物は木製なのでやがて朽ちてしまうのではないかと心配になる。
出来れば何等かの形で再建設して末永く残して欲しいものだと思う。
こういうことには、税金をどんどん使っていいのではないだろうか?
学校全体を含めて、これは地域が歩んできた歴史なのである!
校地の端にある歩道橋。下には小さな川が流れているのだ。
この端の先にはかつての校庭(運動場)がある。運動場には道路側からも入ることが出来るのではあるけれど。
いずれにしても、かつてはこの橋を渡って、元気な児童が運動場に向かったのであろうと思う。
尚、運動場は地域のグラウンドとして今も使われている模様がうかがえたが、どうなんだろうかと思う(詳細は不明)。
さて・・・ここまでは校舎周囲を散策?しながら思うままに撮影をしてきた。
校舎横に回ってみたところ、ガラス戸から廊下の様子が見えたので、ちょっと撮影をさせてもらうことにした。
かつて卒業記念として作った行事カレンダーが今も残る。
ガラス戸から中を・・・
手前左の教室は「講堂」だったことが分かる。
きっといろいろな学校行事に使われたのであろう。
さて、こうして小さな学校(跡)をテキトーに撮影しながら散策しているうちに、日がだんだん傾いてきた。
また、これ以上ここに居てはいけない気もしてきた。
あくまでも自分は「非公式の来訪者・闖入者」なのである。地元に暮らす人々から見たら「興味本位で見るんじゃねぇ!」なんて思われているかもしれない・・・
いずれにせよ、ここにはこうして間違いなく小さな小さな学校があり、そしてたくさんの児童たちがここで学び、遊び、そして巣立っていったのである。
時には子供のけんかもあったかもしれない。
また、時には幼い恋心を抱いた子供たちも居たかもしれない・・・
そしてこの山合の里からそれぞれの道を歩いていったのであろう・・・
そんなことを勝手に想像しつつ、この学校跡を去ることにした。
そろそろここを去ることにします・・・
あとは、ここで車を反転させて、先程通り過ぎた「満願の湯」へ立ち寄り、ゆっくりと温泉につかってから自宅へと帰りましたとさ!
そいじゃまた!
l||l_| ̄|○l||l<近場だって旅・・・だよね?ダメ?
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Posted at
2011/04/21 12:57:54