冷却系統リフレッシュ①

前期1G-GTEUの冷却系統を
リフレッシュします。

交換部品を揃えるにあたって
愛知県一宮市にある
マーシーオートさんに
お邪魔してきました。

県内に専門店があるのは心強いです。

ホースやバルブなどを
購入するついでにいろいろ
お話を伺いました。

ヒーターバルブ6800円

マグネットバルブ
（ウォーターバルブ制御用VSV）
　5400円

ヒーターバルブの裏に付いてる部品です。

SAMCO製
ヒーターホース（3本）　33600円
ラジエーターホース（2本）　26400円

お高い……

まず初めに
ラジエーターキャップを外します。

確か、純正キャップは108kPaですが
こいつは88kPaです。

圧が低いと沸騰しやすいが
圧が高いと水漏れのリスクがある。

サーキット走行をする予定はないので
低めのキャップでいいかなと思う。
まあ、汚いので、一回交換します。

作業です。
ラジエーター左下にあるドレンから
排水します。

1G-GTEUはエンジン左側の真ん中あたりにもエンジンドレンがありますが
下まで垂らすホースがないので
今回はパス。

ある程度水が抜けたので
バルブ類を外します。

ブラケットのボルト２本を外せば
ヒーターバルブとマグネットバルブが
一緒に外れます。

ぶっといワイヤーハーネスがブラケットに爪で固定されてるので、解除してフリーにします。

爪が裏を向いているので、どこを触るべきか悩みますが、それっぽいところにマイナスを刺したら外れました。


バキュームホース２本は使い回すので
千切らないように注意が必要です。


写真中央に錆びついたネジがありますが
ヒーターバルブとマグネットバルブを購入しても、このネジは付いてきません。

自分のやつは錆びて外れないので
別途準備が必要でした。

サイズはM4の首下5〜8mmです。

首下8mm以上だとぎりぎりでマグネットバルブに当たります。

買うなら首下5mmぐらいが
ちょうど良いかと思います。

ヒーターバルブについている
ホースたちを外します。

下側のホースは
謎のピンで固定されているため
外せませんでした。

このクランプ方法は初めて見た。

なので、ヒーターコア側の
ホースを外してホースwithバルブで脱着

バキュームホースの取り付けは
こんな感じ。

ヒーターONにするとVSVが通電して
負圧をヒーターバルブに与えて
バルブが開
ヒーターコアに冷却水が流れる

だいたいそんな感じだと思われ。

今回はヒーターホース類3本を
交換するのでここら辺も外します。

ここのヒーターコア〜エンジンの
ホースだけはバネ式のクランプ。
それ以外は全てネジ式のクランプです。

ホースに付いている
ドーナツ上の制振材？緩衝材？
も外して使い回します。

ホースはどうせ交換するので
カッターで切断します。

パイプ側の強度が弱いので
下手にドライバーでこじったり
プライヤーで掴んだりすると
パイプが変形するので注意が必要です。

ハサミやらカッターやらで切るのが
手っ取り早いです。

バルクヘッドとエンジンのあいだなので
作業スペースが狭く、時間が掛かります。
写真もほとんど撮っていません。

今回交換したホースは３本
①ヒーターバルブ〜ヒーターコア
②ヒーターコア〜エンジン
③ヒーターバルブ〜エンジン

です。