
前回のブログ更新から早3か月。
加齢に伴う時間経過の加速感は、齢60を前に更に光陰矢の如しと感ずるこの頃です。
仕事は変わらず繁忙を極め、愛車を愛でたり共に戯れる時間の捻出が厳しい状態。
その中にあっても、僅かな時間を見出してRCOJ主催チャリティフリマ2025春@マツダ横浜R&Dを訪れたりしていました。
さて、以前より拙車保管は屋外屋根付きで
ボディカバーを掛けている旨を書かせて頂きいているところです。
ボディカバーは、性質の異なる2種類をボディ保護目的、紫外線防止、対候性などの目的で2重に掛けていました。
その内のインナー側のカバーが経年劣化したことからネット検索で商品を探し、「4層構造」「ボディに優しい」「裏起毛」等と謳っていたことから良かれと思ったmade in○○の一品を購入し新旧交換を行ったのでした。
時は春の嵐が度々襲来していた3月。
丁度週末に時間が出来、半日かけて念入りにWAX洗車を済ませた後、真新しいカバーを掛けて愛車を定位置に保管したのです。
東京は平日に雨風の強い日が続いた翌週末。
愛車をメンテナンスしようと、徐にカバーを捲った拙は驚愕したのでした。
2018.10の対向車による正面衝突2018.10の対向車による正面衝突の修復に併せ経年劣化した塗装を一新すべく全塗装のお化粧直し
全塗装のお化粧直しを施し、見違えるように艶やかになったその外装が全身まだらに白ボケしたようなスクラッチ傷で覆われていたのです。
最初は「まさかね」「先週の風雨で埃が斑に着いてしまっただけでは…」と思い、たっぷり水を含ませた洗車タオルで軽く撫でてみたものの埃や汚れではありません。
原因は、前述の交換したインナー側ボディカバー。
風でこすれカバー裏面がボディに傷をつけていたのです。
商標に偽りありと愕然とすると同時に、愛車に劣悪なボディカバーを纏わせてしまったことを深く悔いたのでした。
即刻原因となったカバーを廃棄し、捨てずに残しておいた以前のカバーに再登場願います。
そして面倒を見て頂いているディーラーサービスさんに連絡し、拙車は緊急入院となったのでした。
入院時に言われたことは、
「思いの外全体に傷がついている。」「殊にトランク後端部分は強く擦られた傷になっている。」…と。
一方で、
「未だ前回の全塗装から然程時間を経ていないことや全塗装時にクリアを吹いていたこともあり、クリア塗膜は比較的厚みが残っている可能性がある。」
「出入りの外装屋さんに見て貰い極僅かに表皮を研磨すれば元に戻るかもしれない。」
「但し、トランク後端は傷が深そうなので、奇麗には消えないかもしれない。」
とも宣告されたのでした。
全体的なボディ研磨をお願いしてから1週間。
サービスフロントさんから連絡があり、作業が完了したとの報。
取りも直さずディーラーに行ってみると、そこには概ね艶を取り戻しほぼ元の状態の拙車が。
曰く「クリア層を厚めに吹いておいたお陰で、それを研磨するだけで済んだ」とのこと。
全塗装時に厚めにクリア塗装をお願いしたことが奏功したのでした。
一方で研磨後の愛車はすっぴん状態。
更にクリア塗膜が薄くなったことは間違いのない事実。
何らかの素肌対策が必要です。
今後の事を考え、以前より検討していた硬質皮膜のコーティングを実行に移すことを決断したのでした。
今回、お世話になったのはかの名高い「KeePer Labo」さん。
KeePer Laboさんは店舗により評価が異なることから、拙宅近辺の幾つかある店舗からKeePer Labo府中店
KeePer Labo府中店をセレクトしディーラーからラボへ直行したのです。
KeeperLaboさんスタッフに状態を伝えると「磨いた直後にコーテイングを施すことはタイミング的にはベスト」「塗装地肌が出ている状態なので出来るだけ早くコーティングを施して塗膜を保護することが車の美肌維持には大切」と。
拙宅での愛車保管環境(屋外屋根付きカバー保管)などをヒアリングされ、メニューを絞り込みます。
拙もWAX派であることから「コーティング後に自宅でWAX掛けをして問題ないか」等を質問します。
結果、「自然硬化の高密度ガラス被膜」と「対候性に特化したレジン被膜」の
Wダイヤモンドキーパーをお願いするに至ったのでした。
拙車を預けた翌夜。
拙は休日出勤の帰りの足でそのまま店舗へ赴きます。
そこには、再び色艶を取り戻した愛車が施行後の確認用照明を鮮明に反射させながら拙を迎えてくれたのでした。
店舗からの帰宅の途、拙は2つの事に思いを巡らせます。
1.インナー側のボディカバーの選択には今まで以上に慎重な商品研究の必要性と今回エピソードの反省。
(これまでボディカバーで傷がつくようなエピソードは経験がありませんでした。)
2.今回施行したコーティングの性能と耐久性の評価・検証。
(特にボディカバーを掛けての保管に対する耐久性能)
特にボディカバーの商品研究に際しては、価格度外視で車への攻撃性がないものを、と深く反省した拙なのでした。
【追伸】
軽井沢ミーティングは駐車場の抽選に落選。
別の手段での参加を目指します。
このところ抽選が伴うロードスターミーティングにはことごとく選に漏れています。
50周年となる2039年、拙は70歳も半ば。
体力的にも能力的にも参加は難しくなります。
4年後の40th Meetingには是非にも愛車と共にお祝いに駆け付けたいと切に願うのでした。