2019年11月26日
若き日の想い出
武者小路実篤乙であります。
すみません、ネタが尽きたので人生を振り返ったブログを書いてみます。
時は1989年。
勤務していた会社を辞めて家業を継ぐために東京に戻った年であります。
この年は遠距離恋愛に破れ人生の目標が喪失して右往左往していたときでもあります。
何を迷ったかバイクに乗ろうと決めてフルローンでGPZ400Rを購入。
バイクを手に入れたらやることは旅に出ることしか無い!
今は無き川崎→宮崎の長距離フェリーに飛び乗るです。
行くぜ九州!
川崎港で乗るときに思った。
BMWのバイクが死ぬほど群れていた。
後から知ったけど、BMWジャンボリーというイベントが宮崎で有ったのね。
このときはバイクの免許制度が中免と大型の超えられないカースト制度があったので
羨ましく眺めていたっけなぁ・・・いつかはBMW。
この後3泊4日で九州をツーリング三昧で楽しんだわけですが、
小噴火を起こした阿蘇山で火山灰のお陰で立ちゴケしたり、
大枚はたいた湯布院の宿で、チェックイン後峠を楽しんだ時に、
尻ポケットに入れた財布を落としたり(五万円入り)得がたい記憶になっております。
チェックアウト時に財布を無くしたのに気がついたときに人生オワタ\(^-^)/と思いましたが、
宿の女将さんの助言で、地元の信用金庫に口座を開き実家から送金して貰うという手段を教示して貰ったです。
速攻実家に電話して「カネヲオトシタ、シキュウ送金シテクレ」と電話したですよ。
この時点で手持ちの現金は213円。
バイクを飛ばして別府信用金庫に急行。
ついたときには窓口に地元のお客さんが大行列。
仕方なく列並んでいたら職員のおねーさんが、●●さんの宿泊さん?
と聞かれ、事情は女将さんから聞いていますよと言われ、大行列をすっ飛ばして
口座を開いて貰えたです。・゚・(ノ∀`)・゚・。
帰宅後お袋に聞いたら実家の担当銀行の営業さんもバイク乗りで、
その日の業務をすっ飛ばして別府信用金庫への送金業務をこなしてくれたそうです (;´Д`)
おかげさまで入金即宿へ支払い→宮崎港へ全力疾走で船に乗れました。
自分の至らなさを人の情けでカバーして貰った旅でしたが、
バイクの旅って奥深いと思った瞬間でもありました。
ちなみに帰りのフェリーでBMWジャンボリーに参加した某ショップの跡取り娘さんと知り合いになれました。
川崎港入港までの数十時間、BMWバイクの素晴らしさを力説され、
最終的にGS1150を買うことになりました。
このあとボーリングや中華飯とかデートしたけど立ち消え。
その数年後、意を決して入ったツーリング倶楽部で出会った今の嫁と人生をともにするとは予測できねぇ。
人生って面白いね(白目)
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バイク | 日記
Posted at
2019/11/26 22:04:58
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