
2020年6月に行なったレギュラーとハイオクの燃費及びフィーリングの違いのテスト結果になります。
(&勝手な考察が付属します)
テスト区間は主に信号の少ない山越えありのワインディングになります。(約250㎞)
出発の時点で暖気を終わらせガソリン満タンにしてあります。
1回目にレギュラー、2回目にハイオクでテストしています。
なお両方とも事前に同じ燃料を満タンからカラになるまで走ってC/Uに学習させてあります。
計測は純正の燃費計(もちろんリセット済み)です。
ちなみにM/Tです。
1回目 レギュラー 晴れ
2回目 ハイオク 晴れ
いい具合に似たような気温でのテストになりました。(^ ^)
しかし思った程差がつきませんでした。 ハイオクを2回目にしたので乗り手の慣れも出るかと思ったんですが、たったの0、3差とは・・・
計算してどっちの方がお得とかやろうと思ってましたが、やる気が萎えました(´・ω・`)
よくハイオクの方が燃費いいから金額の差なんて帳消しになるとか聞きますが、これだと無理っぽいですね。(汗)
ひょっとしたら今回のテストコースにおけるスイフトスポーツの車重や空気抵抗での燃費の限界値がこの辺りにあるんですかね?
平地で町中とかのテストならまた違う結果になるかもしれませんね。(町中を250㎞テストとかやりたくないです。)
ちなみに乗ったフィーリングなんですが、私個人の意見としてはレギュラーの方が好みです。
「レギュラーもハイオクも熱量は一緒だから違いなんかねえ」と言われますが、古いキャブのバイクなんかだと「ハイオク入れたら明らかに調子良くなった」なんて話もあります。
ですから私の話もそういう考えもあるんだなって位に聞いてください。
エンジンのフィーリングで言えばレギュラーがガサツに、ハイオクが滑らかに回る印象です。
ハイオクは発進や店の敷地内なんかをゆっくりと移動する様な低速域ではシルキーかつトルクフルに回ります。
レギュラーに比べると気筒数が増えた様な高級感のあるフィーリングになります。
これで高回転域で高いオクタン価のお陰でノッキングしないとなったらレギュラーの負けは確定なんですが。
レギュラーにも1つ良いところがありました。
加速時に多用する回転域(2000回転よりも上)が速い!?です。 31はギア比が低いので町中でも普通にこのへんの回転域はよく使うんですよ。
だから31ってこのへんの回転域が元気いっぱいに回ってくれると気持ち良いんです。
だから私はレギュラーの方が好みです(^ ^)
ま 好みの問題ですが・・・
ハイオクとレギュラーのフィーリングの違いを感じる方は多いと思うんですが、私の勝手な考察を1つ・・・
私は整備の専門学校でハイオクとレギュラーの違いにおいて、燃焼時間に差があると教わりました。(20年近く前の話です)
ハイオクの方がレギュラーよりも若干 燃焼時間が長い(ゆっくり燃える)とゆう考えかたです。
整備の授業では「だからレギュラーとハイオクでは点火時期が違う」というところまでしかやらないんですが・・・
(ここから私の勝手な解釈です)同じ熱量で燃焼時間が違う。つまり同じエネルギー量を瞬間的に使い切るか、時間をかけて使い切るかです。
つまりハイオクの方がピストンを押してる時間が長いので低回転でトルクがでて、かつ回転の安定性にも優れる。
しかし回転が速くなってピストンスピードも上がると燃焼にかかる時間は変わらないせいで、コンロッドの角度的にそれ以上押しても力がおいしく伝わらないところ(空打ち状態)がではじめます。
そういう回転域になってくると燃焼時間の短いレギュラーの方が空打ちしにくくエネルギーのロスを少なくできる。
結果中回転域はレギュラーの方が調子がいい。
さらに回転が上がるとレギュラーの燃焼時間でも空打ちが出始めるので永遠とレギュラー優勢が続くとは言えません、
最後はレギュラーの方が先にノッキング起こすだろうし・・・
それが今回のテストで私が感じたフィーリングのカラクリではないのかなぁ・・・と。(妄想するのは自由だよね? ね?)
これだとアイドリングが安定しなかったバイクにハイオク入れたら安定したとかいう話もありうると思うんだけど・・・(´・ω・`)
以上 考察でした。 最後まで読んでいただきありがとうございました。
自分の考えを文字にまとめるのは難しいです(汗)
ちなみにこのテストの後、私はレギュラーとハイオク大体半々仕様で使ってます(笑)
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実験 | クルマ
Posted at
2020/07/07 21:51:53