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町乗りメイン・たまに練習の"ワークス" [スズキ Keiワークス]

パーツレビュー

2019年3月26日

YOKOHAMA BluEarth BluEarth-A 165/70R14  

評価:
5
YOKOHAMA BluEarth-A AE50 165/70R14
 夏タイヤ用に購入。コンパクトカー・ミニバン・軽自動車クラスのタイヤでドライ・ウェットグリップの高さを謳っていてタイヤサイズ表にタイヤ重量まで載せていたのがヨコハマだけでした。
 
 S2に乗っていた頃、ダンロップ・ディレッツァ、ブリジストン・ポテンザ、アドバン・ネオバと言ったドライグリップを最優先したタイヤを履き比べたのですが、熱ダレが少なく持ちが良かったのがネオバで、その下のクラスのSドライブやフレバもお山・練習走行では十分なグリップ力・コントロール性。ヨコハマにはいいイメージがあったのでヨコハマに決定(噂では、東洋のR1RはSタイヤよりもタイムが出て、Sタイヤよりも早く減る謎のタイヤと聞いた覚えが…)
 
 手持ちのTE37(14インチx5J)に履かせられるのは165/70R14のKeiの純正アルミサイズ。他にも175/65R14があったのですが、在庫限りで200g重いので165/70R14に決定。グリップが高くてもタイヤが重くて路面追従性が悪いよりは、グリップが劣ってもタイヤが良く動いて路面をキープし続けてくれる方がいいと考えました。
 
 隣の市に行く県道を使って皮むきをし、最後にお山を少し走ってきました。まずVRX2のように、ブロック剛性が低くてグニャグニャしていないので自分のハンドルの切り方に対して狙ったラインをトレースしやすくなりました(スタッドレスにブロック剛性を求める事自体無茶なんですが…)。おかげで左側のラインを攻めやすくなりました(VRX2の頃は同じハンドルの切り方でも狙ったラインに対して多少ブレがあったので、左側は少し余裕を持たせる必要があった)。
 
 グリップ力も十分で、去年の秋~初冬にかけてナンカンECO2+がかなり滑る(コーナーでは田舎の県道でも内輪が空転する事がある、コーナー手前では大体ABSが作動する)のに対し、全く滑る気配がありません。VRX2でも同じ様な田舎道でタイヤのグニャグニャ感や滑りに気をつけながら走っていたのですが、雲泥の差です。
 
 お山も試したのですが、皮むきがまだ70kmぐらいで剥け切っているか微妙な所(通常100kmぐらい必要との事)もあり、外気温は4~5℃位で雪が残っている箇所を警戒しながら7~8割ぐらいのペースでほぼ3速ホールドで走ったのですが、やはり滑る気配なし。ばね下重量がグリップ力アップにつながることはJB7ライフでも経験していたのですが、ワークスでも体感できました。逆に滑らなくなった分、ノーズダイブやコーナーでのロールが大きく出るようになり、ECO2+やVRX2の頃はサスがタイヤに勝っていたのですが、BluEarth-Aではタイヤがサスに勝っている感じです。乱暴な運転や操作ミスで車の挙動が大きく乱れるので、そこは今まで以上に注意が必要そうです(……コントロール性の良いスポーツブレーキパッドが欲しい……)
 
 去年のECO2+&純正アルミに比べて、路面の荒れや段差でも車が跳ねにくくなりました。タイヤ周りが軽くなってバネ下のみが良く動くようになったからだと思います。
 
 また、コーナーで内輪が滑るのが今日は出ませんでした。走り慣れてきた下りではコーナーリング速度も少し上げてみたのですが、LSDが効いている感じはあるものの、内輪の滑りやスキール音、ABSの作動は感じられず。5℃位の低温ではコーナーではスキール音が鳴りまくり・コーナー侵入でABSが必ず作動していたECO2+とは大違いです。
 
 県道での乗り心地はさほど変わりませんでした。60扁平から70扁平になったものの、ワークスの純正サス自体が市販車としては限界に近いくらい硬いせいでしょう(乗り心地的に)。それでも足が良く動くようになったので多少の路面の荒れ程度ではボディに伝わらなくなりました。ある程度大きな段差はさすがにサスで吸収しきれないですが…
 
 燃費はさすがにエコタイヤ、いいようです。レーダー探知機の燃費計で「一般道」「高速道」「全体」の3つの燃費が計測されているのですが、「全体」が0.1km/L伸びました。信号ストップの少ない県道を走ったのもありますが、お山で0.1km/L下がってその帰りで0.1km/Lまた増えました。うちのレーダーの場合、リセットをかけないと数値が残る仕様なので、1か月弱で0.1km/L伸びるのは燃費が良くなっている証拠です。ちなみに、今現在の値は15.9km/L, 11.9km/L, 15.5km/Lです。

 タイヤの価格は税抜・4本分です。2番目の画像はタイヤ交換した直後なので、皮むきが終わった今ではもう少し車高が下がっていると思います。

 タイヤがETRTO規格なので、標準空気圧の再計算が必要でした。14インチのタイヤサイズ・ロードインデックスは、取説値「165/70R14 81S」から81、これをJATMA規格の表で空気圧180kPaから負荷能力を出すと390kg、ETRTO規格の表で負荷能力390kg・ロードインデックス81だと空気圧は200~210kPaでした。
 ワークス純正の「165/60R15 77H」の負荷能力は400kgで、ロードインデックス81だと210kPaです。マージンと空気圧が高い方が減りが遅いので+15kPa足して225kPaで全輪を調整してから県道を走りました。自分でシガソケのコンプレッサーで調整していた頃は+10~20kPaの公差で入れていたのですが、最近はガススタで入れているのでその名残です。



【JATMA規格空気圧→ETRTO規格空気圧の計算方法】
https://minkara.carview.co.jp/userid/3019571/car/2646045/5015798/note.aspx



【ホイール; Volk Racing・TE37のレビュー】
https://minkara.carview.co.jp/userid/3019571/car/2646045/9784399/parts.aspx

関連情報URL:https://www.y-yokohama.com/product/tire/bluearth_a/
購入価格42,400 円
入手ルートその他 ※修理工場
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