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2026年05月21日

KENWOOD DPXシリーズの変遷について

KENWOOD DPXシリーズの変遷について KENWOODのDPX系のオーディオデッキをこれまでに3つ買っていて、その来歴を調べていたのでURLの整理もしたくここにまとめます。
あくまで自分用のメモのつもりなので正確性は保証できません。話半分に見てください。
また拾えた画像がサイズがバラバラです。見づらいですが許して…

①DPX-90 (93年?)
DPXシリーズ初登場?ウェブアーカイブでは情報拾えず詳細確認できていません。

②DPX-99 (95年)
こちらもウェブアーカイブは見れませんが、JAFメイトのウェブ特集にちらっと載っています。

DPX-700/DPX-500 (96年夏)

型番が3桁になりFMCのような扱いかと思われます。
500と700はフロントパネルは共通でFM多重と音声ガイドの有無が大きな違いのようです。またラジオやCDの名称設定で漢字入力は700のみ対応の模様。
当時のプレスリリース

DPX-910MD/DPX-710MD/DPX-510/DPX-410 (97年夏)

MDドライブ搭載はここから。これもパネルはほぼ共通で、機能の充実度でランク付けされています。
但し410は廉価版として別枠のようです。DSP非搭載の割り切り仕様。
なお進化ポイントとしてCD-TEXT対応で自ら入力せずとも自動で情報が表示…というのがあるのですが、これはCDDAで実装された機能です。どれほどのCDが自動で表示されるようになっていたかは定かではありません。
当時のプレスリリース

DPX-990MD/DPX-770MD/DPX-660MD/DPX-550/DPX-440 (98年夏)

この代からハイエンドの9系/ミドルレンジの7系・5系/エントリーの6系・4系という3形態ラインナップになっていきます。
上位グレード3機種では「クロスライトディスプレイ」、つまりスペアナ表示部を白・赤の2色で織り交ぜることによって華やかさが一気に向上しています。
770MDH(ギャザズOEM)を持っていますが2つのスペアナパターンを別々に設定できて組み合わせ豊富でした。
またエントリーモデルでも他と同じ出力のアンプ搭載、DSP搭載など性能面では引けを取らなくなっています。
ウェブアーカイブがここだけ途切れており情報がちょっと少ないですね…
当時のプレスリリース

DPX-9000MJ/DPX-8000MJ/DPX-7000MD/DPX-6000MD/DPX-5000/DPX-4000 (99年夏)

4桁化。何がJなのかは分かりませんが、MJ系は99年春に出た1DINセパレートのMJ909の機構を流用したMDチェンジャー内蔵になっています。
エントリーモデル以外はドライバーとスピーカーの距離差によって生じる音の到達ズレを補正できるDTA機能が付くなど大きな進化を遂げています。
9000MJはディスプレイがドット描画になり、これ以降のモデルへの布石を感じます。
当時のプレスリリース

DPX-9100MJi/DPX-8100MJi/DPX-7100MDi/DPX-6100MD/DPX-4100/DPX-4000V (00年夏)

(9100MJi以外は画像未入手)
iが付くものはハンズフリーキットとの接続が可能なモデルです。フィーチャーフォンの普及、また道交法改正(運転中の携帯使用やナビ注視が禁止)によりニーズが出てきた模様。
9100MJiについては、高精度なドットディスプレイになり3Dのような表示が可能に。8100MJiは9100MJiの従来のスペアナ版。
また7100MDiは従来のスペアナではなくバックライトカラーを変更できる液晶ディスプレイとなっています。あとスケルトンボディです。6100MDは7100MDiの従来のスペアナでスケルトンじゃない版。
4000Vは4000のお買い得仕様みたいなものっぽい。アンプ出力が上がって、値段も下げてあります。
当時のプレスリリース

⑦' DPX-8070MJ/DPX-7170MDi (00年秋)

(7170MDiは画像未入手)

モデルチェンジの前に既存品のアップデートがありました。
8070MJは8100MJiからハンズフリー機能を削除した廉価版、7170MDiは7100MDiのスケルトンじゃない版のようです。
当時のプレスリリース

⑧DPX-9021MPi/DPX-8021Mi/DPX-7021MPi/DPX-6021M/DPX-5021M/DPX-4021 (01年夏)

1din機では先行して実装していたMP3形式の再生ができるモデルが登場、該当の機種の型番にPが入るとともに、MD対応を表す文字が「MD」から「M」に改められました。8021Miは9021MPiのMP3非対応モデル、6021Mはさらにハンズフリー機能も削除した廉価モデル。
カセット対応機種はついに1つを残すのみに。
当時のプレスリリース

DPX-9200WMP/DPX-8200WMP/DPX-6200M/DPX-5200M/DPX-4200 (02年夏)

MP3に続いてWMAにも対応する機種が型番にWを冠しています。もはやiは省略されていますがハンズフリー機能対応です。
9200WMPは16諧調のディスプレイで繊細に表現できるようです。8200WMPは8諧調だったり全体的に9200WMPの廉価版という位置づけのよう。
また従来のスペアナを採用する6200M、5200Mについても、RGBコントロールが出来てグラデーションなどの表現も可能になり、進化は止めていません。
7021MPiはハンズフリー機能付きの廉価版としてのニーズか併売されています。
なお最廉価モデルは税抜3万円台に突入しています。
当時のプレスリリース

⑨' DPX-5300M (02年秋)

4200のMD版です。
当時のプレスリリース

DPX-930WMP/DPX-730M/DPX-630M (03年夏)

ここにきて何故か3桁に戻ります。上位2機種は音質面で様々な技術が盛り込まれているようです。ハイエンドモデルの930WMPであっても定価が10万円を切るようになってきました。
なお5200M、5300M、4200はモデルチェンジせず継続販売です。
当時のプレスリリース

DPX-07MD/DPX-06MD/DPX-05MD/DPX-05MDB/DPX-04 (04年春)

更に2桁になります。New 2DINモデルと銘打っており、大きなモデルチェンジと考えていたようです。
05MDBは05MDに対してパネルがブラックになっているverです。
ハイエンドモデルのDPX-07MDでは、これまでチェンジャー端子を使っていたAUX入力が、専用のRCA線が設けられ直接使えるようになりました。またスペアナ表示はトレンドが変化し、単色のシンプルなものになっています。
なお前年までのモデルとはしばらく併売していたようです。
ちなみに、04年の夏に新たに「Emotional Sound Series」というモデルが発足し、2dinではK-WD01という機種がKENWOODとしてフラッグシップに君臨しました。よってDPXシリーズは最高級ブランドを譲り、長年培われた中堅としてのポジションに就くことになります。
当時のプレスリリース

DPX-5025M/DPX-5025MS (05年夏)

終売したハズの5200MがKENWOODカーステレオ25周年記念モデルとして復活します。ブラック基調パネルの5025Mとシルバー基調パネルの5025MSの2種類展開で、価格は5200Mから1万円ほど下げられお買い得仕様と言えるでしょう。
次のモデルが出るまで少し期間が空いているので、そのブランクを埋めるためという意図もあったのかもしれません。
当時のプレスリリース

DPX-066MD/DPX-055MD/DPX-055MDS/DPX-044 (05年冬)

各機種パネルは共通で中身違いといったところですが、特に066MDはSupreme(サプリーム)技術というMP3など圧縮によって失われた高音域を補完する機能がついているとのことで、音質への取り組みはまだ進化を続けています。その一方で定価は5万円を切っています。
しかし07MDはまだハイエンドモデルとして戦えるという判断なのか、併売されています。
なおDPX-044のみ1ヶ月ほど遅れて発表されています。やはりカセット機はかなり下火で急がなくていいという判断なのか。
当時のプレスリリース(044以外)
当時のプレスリリース(044)

⑬' DPX-U099/DPX-U077 (06年春)

昨年末のモデルをベースに、USB接続に対応したモデルが登場。iPodとの接続もサポートされ、それと合わせて楽曲検索や整理の機能も追加された。
一方でMDドライブは削除され、物理メディアに依らない視聴環境への対応が急速に進んだモデルといえそう。
前年モデルとは棲み分けが異なるため、前年モデルに追加という形で併売された。
なおU099はフルカラーディスプレイとなり、カラフルなスペアナが復活した。
当時のプレスリリース

DPX-66MD/DPX-55MD/DPX-55MDS/DPX-44 (07年春)

この代でついにフロントAUXが装備。これまでデッキ裏からRCA線を使って配線を回す必要があったのに対し、3.5mmステレオミニプラグを正面からぶっさせるようになり、外部端末からの接続が自由に。足の軽に55MDつけてますが、デッキを外さなくても繋げるのは本当に楽です。上位機種の66MDは青のイルミ、それ以外は赤のイルミと、外観からもささやかな差別化がされています。
USB機はまだ出ていないのでU077とU099はしばらく続投。
これは愚痴なのですがDPX-55MDとDPX-055MDがまったく別の機種なの紛らわしいのでやめてほしいです
当時のプレスリリース

⑭' DPX-U77 (07年夏)

少し遅れてUSB対応機が登場。また新たにWAVファイル対応となり、再生できる音楽ファイルの幅が広がりました。
なお単色ディスプレイのため、フルカラーの需要に対応するためかU099はもう少し併売されました。
当時のプレスリリース

DPX-U60MD/DPX-50MD/DPX-50MDS/DPX-40 (08年春)

イルミの範囲が大きくなり、またディスプレイ部分も同様のイルミシステムを採用。シームレスに色を変更できたり操作や音に連動してイルミを制御したりと、今までとは違った華やかさの演出がなされています。
なおUSB対応のハイエンドモデルはすぐには出ず、U77はしばらく併売されます。
これも愚痴なのですがDPX-40とDPX-90がまったく別世代の機種なのも紛らわしいのでやめてほしいです
当時のプレスリリース

⑮' DPX-U70 (08年秋)

U77の置き換えとなるモデルが春モデルと異なる新規フェイスで登場。…なのですが、U60MDに対してMDドライブが無くなり定価も安いというUSBモデルのエントリーと化しています。数字大きい方が格上とちゃうんか。
U77では対応していたWAVは非対応に戻りました。なんでよ。
もちろん劣化版という気は無くて、日本語3行表示対応とかちょいちょいアップデートはあります。
当時のプレスリリース

DPX-U700/DPX-U500 (11年春)

09年、10年は動きが無く08年モデルを引き続き売っていましたが、11年になってようやく新モデルが登場しました。この間1dinの方はちまちま新製品を出していたのですが…。ナビが主流になってニーズが鈍化していたのでしょうか。
DSPはU700のみ搭載。音質面ではこれまでから大きな変化はなく、操作面のアップデートとコンパクト化、低価格化がトピックに見えます。
そしてこの代でMDとカセットのスロットを搭載した機種が消滅します。CD以外の物理メディアはほぼ絶滅という様相。
当時のプレスリリース

DPX-U510 (13年春)

また2年ほど間隔が空いて、とうとう1機種しかリリースされませんでした。2din市場の縮小が目に見えてきます。
有線接続になりますがアプリを使用してのAndroid接続がサポートされました。
定価が2万円を切るようになり、低価格化がメインとなりそうです。
この頃からディスプレイオーディオが台頭し始め、2dinユニットはますます存在感を失くしていきます。
当時のプレスリリース

DPX-U720BT/DPX-U520 (15年春)

Bluetooth接続が可能なモデルが登場。7系は710をすっ飛ばしていますが520と合わせたためでしょうか。
Bluetooth接続と合わせて、スマホの音声認識へのアクセスが可能となり、手動操作要らずになってきました。
U520の方はスマホ・iPhone接続のアップデートという感じのようです。
当時のプレスリリース

DPX-U730BT/DPX-U530 (16年春)

FLAC対応になりました。またBluetooth接続をNFC経由で行えるようになりました。ついでにパネルも少し変更されています。
当時のプレスリリース

DPX-U740BT (17年秋)

新たに「KENWOOD Remote」というアプリに対応し、より接続の利便性を向上させたようです。
当時のプレスリリース

DPX-U750BT (20年春)

フェイスが一新されました。とはいってもセンターダイヤルなど基本の配置はキープ。またオーディオ経由でAlexa対応となりました。
当時のプレスリリース

DPX-U760BT/DPX-U760BMS (22年夏)

ついに現行モデルです。現在(26年5月)に至るまで、モデルチェンジせずに来ています。
U750BTに対してはBluetoothの規格がアップデートされたそうです。また、CDユニットを削除したメカレスモデルとしてU760BMSが登場しました。
物理メディアが無くとも音楽は楽しめる、という時代の到来を感じされます。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

以上が私の自由研究の結果です。
もしかすると取りこぼしているモデルなどがあるかもしれません。是非皆様ご存知のことがあれば教えて頂きたいです。
ブログ一覧 | 日記
Posted at 2026/05/21 05:54:47

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