
MAZDA CX-5 XD(KE2FW) 2015年式 後期型、DPF再生周期のログ
我がCX-5(SKYACTIV-D)は2018年11月、走行距離50,300kmで中古購入した。
その後、10か月間で約1万kmを走行し、先日、めでたく6万kmを突破した。
購入前からディーゼルエンジン特有のDPF再生の問題については把握していたため、比較的早い時期(走行距離 約5.1万km、購入後 約1,000km走行)に、中古のAndroidスマートフォンとTorque Proを導入し、DPF再生周期についてのログを取り続けていた。
先日、CX-5のプチオフ会でDPF再生周期の話題が上がったこともあり、我がCX-5のDPF再生周期のログ(生データ)を公開することにしたい。
解説の前に、まずは生データを示す。
DPF再生回数/DPF再生距離(km)
230/131.1
231/113.9
232/141.0
233/142.7
234/99.8
235/159.8
236/131.8
237/198.7
238/213.9
239/125.5
240/191.5
241/182.5
242/155.0
243/187.7
244/185.2
245/145.8
246/251.2
247/150.9
248/165.4
249/173.0
250/209.2
251/203.5
252/166.7
253/146.0
254/139.9
255/112.0
256/112.0
257/169.9
258/191.1
259/192.2
260/227.9
261/231.0
262/160.9
263/137.9
264/206.6
265/194.0
266/321.1
267/260.5
268/218.0
269/264.9
270/128.6
271/176.9
272/173.6
273/210.5
274/165.6
275/155.9
276/126.2
277/152.4
278/148.8
279/106.1
280/106.5
281/106.1
282/114.0
283/166.2
284/123.0
285/140.6
DPF再生回数:56回
総走行距離:9,413km
平均DPF再生距離:168km
上記データをグラフで可視化すると以下である。
突出して距離が伸びている(250kmを超えている)点が何か所か見受けられるが、これは高速道路を利用した長距離移動である。
246/251.2 ⇒千葉~館山 高速道路往復
266/321.1 ⇒大分~千葉 帰省
267/260.5 ⇒ 〃
269/264.9 ⇒千葉~九十九里~銚子 高速道路往復
これら長距離移動を除くと、
DPF再生回数:51回
総走行距離:8,184km
平均DPF再生距離:160km
この値が平均的なのか否かは判断の分かれるところだ。
当方のクルマの使い方は様々だが、多いのは自宅周辺を中心とした千葉市内の街乗りで、1回の走行が20km未満、つぎに週末のレジャー使用で千葉の外房・内房中心の郊外乗りである。特に燃費やDPF再生周期の長期化(スス発生を抑えるような走り)を意識することはなく、普通の運転を行っている(つもり)。
これまでやってきたこととして、
・パワーハウスアクセル マイクロフロンII&マイクロセラ&METAL TUNING:オイル交換時に添加
・サプライズサプライズ セタンブースター:給油毎に添加
・サプライズサプライズ ディーゼルウェポン:給油毎に添加、但しFUEL-1施工時は無添加
・WAKO'S FUEL-1:3,000km毎に施工、計4回
・PRO-TEC DPF Super Clean:長距離移動時に施工、計2回
・リヴァネス RMC-3E:走行54,000km前後に施工、計2回
があるが、今のところDPF再生周期の劇的な改善には至っていない。
今後、試してみたいことは以下。
1.サプライズサプライズ スートルを添加する。
2.PRO-TEC Common Rail Diesel System Clean&Protectを添加する。
3.WAKO'S ディーゼルワンを添加する。
4.DSCを行なう。
5.EGR制限を行なう。
5はエンジンに悪影響が出ないかどうか心配である。
まだエンジン保証が1年残っており、かつ距離も6万kmしか走っていないため、EGR制限をするにしても来年、エンジン保証が切れたタイミングで行うだろう。それ以外の1~3は今後順次試していく予定だ。
その他、データ収集していて気になった点として、「DPF PM ACC(PM蓄積量)」と「DPF PM GEN(PM生成量)」の関係がある。
我がCX-5では、DPF PM ACCが6.0に達するとDPF再生が始まるが、そのときのDPF PM GENの値はほぼ半分の3.0付近であり、生成量より蓄積量が倍以上の速度で上がっていくのである。
色々と理由は考えられるものの、明確な根拠がなく、データ的な裏付けもないため、ここでは推察や憶測などで記事を書かないようにしておきたい。
ちなみに…新車登録後から、私がTorque Proでデータを取得し始めた時点までのDPF再生周期を計算すると、
DPF再生回数:229回
総走行距離:51,300km
平均DPF再生距離:224km
整備手帳の情報から、最初のオーナーは宇都宮市在住で2年半で4.3万km走行、2番目のオーナーは袖ヶ浦市在住で半年で7千km走行のようなのである。郊外での使用が多かったのでDPF再生距離が長かったのだろうか……。
Posted at 2019/08/16 23:20:18 | |
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