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エアロワイパーのワイパーラバーは湾曲しています。
この湾曲によってフロントグラスに密着するようになります。
エアロワイパーのブレード自身にはワイパーラバーを湾曲させる能力がありません。ゆえに一般に売られてる市販品のワイパーラバーは、ほとんどが直線的に作られているため、適合しないことになります。
実際にそのまま装着して作動させてみると、両端に明らかな拭き残しが出ました。これでは実際の走行中だと視界が制限されて危険です。
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そこで、市販品に使用されている金属の骨を、エアロワイパー純正の湾曲したものに交換して使えないか試してみることにしました。
が、問題点が…(^_^;A
明らかに純正ワイパーの骨の幅が広く、かつ厚みがあることがわかりました。また、ワイパーラバーにはふくらみが、骨には切り欠きがあり、この場所も純正と市販品ではことなりました。
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無理矢理純正の骨を市販品のワイパーラバーに装着し、強引にエアロワイパーのブレードに押し込みました。
なぜこんなことをしているのかというと、このワイパーラバーはまだ替えたばかりでもったいないからです。(^_^;A
写真の○で囲った部分の中の白く見えるところが、ワイパーラバーからはみ出した骨です。
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装着してウォッシャー液で拭き取り状況を確認しましたが、拭き残しもなく正常に動作しました。
しかし、このやり方はかなり労力がかかりかつ力業的な手法なので、とうてい皆さんにはおすすめできません。
私も今後は純正のワイパーラバーを取得して交換する予定です。
以上の理由により、一般的な市販品のワイパーラバーを使用できないエアロワイパーの評価は、私の中では低くなってしまいました。
しかしこれは、エアロワイパーの拭き取り能力が標準のブレードよりも劣っているということでは決してないということをあらかじめ断っておきます。
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追記
その後の調べで、エアロワイパーのワイパーラバーの幅が8mmだということが分かりました。今回市販品のワイパーラバーとして代表してもらったのがPIAAの6mmのものでしたので、次回交換時はPIAAのユニブレード用ワイパーラバーを試してみます。
ちなみに私はワイパーラバーの左右に付いている金属のレールを「骨」と呼んでましたが、正式には「バーテプラ」と呼ぶそうです。勉強になりました。(^_^;A
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