バルクヘッド御開〜帳〜 C27前期型セレナe-Power
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
静音ならバルクヘッド内への施工が有効との事で開けてみた。元に戻す時に外し方の考察と写真を使用しているので差異が生じる可能性があります。間違っていたら御免
工具準備
ブルーシート2m×2m
マスキングテープ
バケツ(バケツに収まる部品やネジは全てコレにまとめる)
ボックスレンチセット(奥の方のネジを外したりするのでユニバーサルジョイントは必須)
クリップリムーバー(orマイナスドライバー)
フックピック(爪の返しを引っ込めるヤツ)
養生テープ
2
例にもれずワイパー位置にマスキングテープで目印。
3
ワイパーブレード取り外し
ワイパーブレードの根本のカバーは引っ張り上げれば外れる、14mmソケットでナットを外す。
皆さんワイパー起こせば簡単に外れると言ってますが、お初だからか全然外れませんでした。
運転席側のワイパー取り付け部分の写真(助手席側も一緒)ですが、ナットを締め付けるとネジ下の縦ギザにワイパーが食い込み、ワイパーの位置が固定されます。この縦ギザとワイパーブレードが固着していたのが外れない原因でした。
ワイパーブレードの取り付け部分を握って上下に揺すって固着を剥がしたら外れました。
4
ワイパーカバーの取り外し準備
赤丸の部分のクリップを外す。
オレンジ色の丸部分にカバー下の鉄板に挿し込むクリップがあるので、裏からクリップの奥に指を引っ掛けて、めくり上げる様に鉄板側だけクリップを外します。ワイパーカバー側は外さなくて良いです。
緑色の部分はフロントガラスに挿し込まれているだけです。
この段階ではワイパーカバーは引っ張り出せないので、カバーはその位置に置いておく。
5
フロントガラスの両縁に付いているパーツを外す。この写真は見栄え重視の為ボンネットを閉じてますが、開けたままでないと出来ません。
緑色の部分はフェンダーの鉄板裏に引っ掛けるタイプの爪があるのでフェンダーから外します。
水色の丸部分に両面テープがあり、フロントガラスについているのでフロントガラス側の両面テープを剥がします。厚みのある両面テープなのでなるべく再利用できるようにガラス側だけ綺麗に剥がします。
オレンジ色の丸部分にワイパーカバーへ挿し込み式の爪が片側2箇所ずつ付いている。詳細は次へ
6
参考:外した後の両面テープと爪の位置
7
写真は車の真ん中から助手席側を覗いた時の爪の形と向きで、運転席側も形と向きは一緒です。
この爪付近を強引に引っ張れば外す事ができます。自己責任でお願いします。
8
ワイパーカバーの取り外し
フロントガラスに挿し込まれているワイパーカバーを引き抜けば、ガラスから外れますが、ワイパーユニットが引っかかる為、矢印ほど大袈裟ではないけど、助手席側から引抜くイメージで外します。全て外れたらぶつけない様に助手席側から車外へ取り出します。運転席側はボンネットソテー(ボンネットを支える棒)がある為
9
ワイパーユニットの取り外し
電源カプラーのロック部は車体の下方向についています。
電源ケーブルの捕縛部はこんな爪でした。外さなくても、その後に支障ありませんでした。
10
ワイパーユニットの電源カプラーを引き抜き、10mmソケットで3本のネジを外します。
左のネジが車体の奥にある事と右のネジはフロントガラスに近い為、ユニバーサルジョイントは必須です。
11
ブレーキフルード取り外し
10mmソケットで2本のネジと電源(?)ケーブルの捕縛部を外します。
外すとブレーキフルードが手前にお辞儀する感じになり蓋から液体が漏れる可能性がある。心配なら養生テープでお辞儀防止を。
12
この捕縛部の爪が斜めに挿し込まれてるのと、ピックは下からしか差し込めないので難義しました。
その後、人差し指位は入るスペースはあったので、ケーブルを引っ張りながら爪を片方づつ押したら意外と簡単に外れました。
13
エンジンルームカバー取り外し(正しいパーツの呼び方は分かりません)
10mmソケットで11本のネジを外します。
全て外れたらぶつけない様に助手席側から車外へ取り出す。運転席側はボンネットソテー(ボンネットを支える棒)がある為
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これにて分解完了です。
作業時間は悩みながらの1時間30分
ネジに関して
外すネジの数は多いですが、パーツごとにネジが統一されているので種類が少なく間違えにくいので、バケツにドンドン放り込むのがお勧めです。一番最初に外したワイパーブレードのカバーとナットを入れ忘れた為、ワイパーを最後に取り付けて「さあ完了目前だ」ってなったのにバケツの中が空っぽになってるぞ!?ナットどこだっけ?ワイパーが付かない!!明日から雨だぞ!?どうしよう!!ってなりました。
ネジに関してもうひとネタ
ネジが統一されているからと全部握って取り付けるのはNG、エンジンルーム内に落とす確率が爆上がりします。一つ一つ確実に握ってから丁寧に取り付けましょう。これも今回やらかして、運良くエンジン下のアンダーカバーまで落ちてくれたから良かったけど、エンジンの回転部分にでもはさまったら、もう取り除くまで動かす事ができませんよ。
逆手順で元に戻ります。
ワイパーの取付けは、ワイパーブレードをマスキングテープの元位置にしっかり合わせて、14mmナットをしっかり締め付けるまで押さえていないと、ナットと一緒に回ってズレます。
バルクヘッドを見た感想は「せまっ!」って思いました。先人の方々はこんなせまい所に制振材・防音材を張り巡らせるなんて「凄い」の一言です。決して自分の手は平均より大きくないと思いますが、奥まで手が届かない所が3割位ありますから。
今回は時間と精神切れの為、エンジンルームカバーとワイパーカバー裏に制振・防音加工だけ行い、そっと蓋を閉じました。効果はまっっっっったく感じられませんでした。
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