2009年08月18日
さあさ、選挙だぜ!で予想について~~~おばんでございました(前篇)
はじめに・・・
少々長くなりますが、まあ気楽に読んでください。久々の時事放談ですだ(笑)
ついに本格的に始まりました、総選挙の選挙戦!!
既に皆様ご承知の通り、自公連立政権のこの4年間の成果を信任するか、あるいは与野党逆転を選択し、違った政治(になってくれるといいね)での新しい風に期待をするか・・・。まあ皆様の一票にかかっているわけですから、こんなチャンスはめったにないから皆さん選挙にはきちんと行こうぜ!というのは基本中の基本ですが、いろんなメディアが気の早い予想を立てておりますので、こいつを見るのも面白かったりしています。
まあどのメディアの予想を見ても、自公連立与党が優勢~~~という見出しは踊りませんねえ。
メジャーと言われる4大新聞ではおおっぴらにその手の予想を掲げるという場面はまだ見えませんが、スポーツ新聞などでは大胆にも小選挙区での「当落」を予想しているところもありました。
ではその当落予想の前におさらいをしておきましょう(これがわからないとダメなのよ~~~)
1)衆議院の定数
衆議院における定数は480議席。ということは過半数は241議席、絶対多数といわれる数は定数の2/3なので320議席。
参議院で否決された議案が衆議院で可決されてしまうのは、衆議院優位のルールで、参議院で否決された議案でも衆議院で2/3以上の賛成を以て可決できる・・・というもの。
解散時には連立与党で331(うち自民300)だから、いくら参議院で民主党が頑張っても議案は成立してしまうということ。
2)小選挙区と比例代表制、単独と重複
僕らが小さい頃・・・衆議院の戦局は「中選挙区」といって、都道府県を大雑把に分けて、その選挙区の定数が1~数人という形での選挙区でした。が・・・今はものすごく細かく分かれており、各選挙区の定数はいずれも一人。今回の選挙ではその選挙区が300か所になるため、300名の議員が小選挙区での当選者となる。
一方の比例代表制とは「政党」に対する地域ごとの支持・・・というふうに言えばいいでしょうかね。東北や関東と云った地域ごとのブロックに立候補した人たちが、そのエリアでの政党ごとの投票数によって当選していくというスタイル。但し当選するのはだれかれと云うわけじゃなくて、「名簿登載順」の上の順位の人から当選していくわけ。つまり下の方だと、一般的には受かる確率が低いが、前回の「小泉チルドレン」の多くは、この比例代表制の候補者で順位の低い人・・・と云う人たち。(当然・・・今回は大苦戦が予測されている)
もうひとつ、単独と重複についてですが、どちらかの手法だけで出る人は単独。選挙区と比例の重複立候補(可能です)をする人が、重複といわれていて、わかりやすく言えば「滑り止めの保険」のようなものと考えてください。
それから、無所属の人にはこの方法はとれません。あくまでブロックにおける「政党」の支持数をみるやり方ですから・・・。
これらが選挙への出方についてです。
3)与野党逆転には・・・
まずは過半数を確保すればよいということです。つまり241議席(半分+1)。逆に今の連立与党の方は、今と同じくらいの勢力(2/3以上)を保たないと、法案を提出しても、衆議院で可決→参議院で否決→衆議院で可決できない・・・ということです。
なので、参議院を抑えている「野党」側は、衆議院で過半数確保できれば「討ち取ったり~~~」なのです。
ではちょっと長くなったので一休みして、当落予想を次の日記で見てみましょう!
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Posted at
2009/08/18 18:49:37
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