関東乗り鉄会 第4回乗り鉄ツアー「夜行と雪と温泉と」その7
投稿日 : 2010年02月17日
1
結局僕らはとんかつを諦め、草臥れた体を癒すために、駅前の百貨店の5階にある温泉へと向かった。
そりゃあ、便利ですよ。
なにしろ駅前だし(笑)
建物の中身は非常に「昭和テイスト」ながらこの5階の温泉だけは平成フタケタ」そのものだった。
きれいな浴槽が二つ。
熱めの「木桶」がGOODだったかな・・・。
シャンプーとボディソープも完備して、500円だ。
駅前という条件を考えると「○」の部類だろう!
「なごみの湯」さん、ありがとう。
2
温泉を出て、各自昼食を売店で買い求め、僕らは再び上諏訪駅に入り次のリレーランナーを待った。
13時20分。
上りと下りの特急列車の同時発車がある。
僕らはこれの上り列車の客として上諏訪の駅を後にすることとした。
上諏訪駅の前後はまだ複線化がされていなかった。
下り特急が先に構内に入ってきた。
E257系・・・なんだか「虫」のような面構えだ・・・
3
そのE257系を待たせて、僕らが乗る「E351系が入線してきた。
ここから新宿までと考えて、僕らは贅沢にも指定券を取り、爆睡覚悟で乗り込んだ・・・。
4
恒例の乾杯をし、持ち込んだ食料をつまみ、いろいろと語り合っていた僕らは、爆睡どころかうたた寝すらせずに語り合っていた。
列車は八ヶ岳山麓を下り、甲府盆地を駆けぬけ、相模湖を右手に見て、やがて八王子駅に辿り着いた。
5
八王子でちょっとしたハプニングがあった。
これまた置き換えが進んで、今や殆どその姿を確認しにくくなった、中央線の201系が、なんと「特別快速」運用に入っていることが判明した。
というのも、高尾駅通過の際に、201系の姿を見つけたという偶然のラッキーも味方してくれた。
お!
え?
うそ!
まじ!
ラッキーじゃん!
どーする?
乗るしかないっしょ!
僕らはあわてて荷物を片づけ、下車した。
そして暫くのちに入線してきた201系に乗り込んだのだった。
6
特急を見送り待つこと数分・・・
向かいのホームにはイベント列車が停車して出迎える中、つい最近までごく当たり前に走っていた201系が、今や「希少種」として僕らの前に現れた。
それも特別快速運用だ。
僕らは新宿まで・・・201系特別快速の恐らく僕らが体験する最後の特別快速としての雄姿を、そしてその走行音を・・・しっかりと記憶に刻みつけることに集中した。
7
こうして僕らは新宿・・・東京に戻ってきた。
もう一度、乗車券を見てほしい。
ここまで一通り付き合ってくれたのなら、改めてこの乗車券の通って来た「軌跡」を思い出してくれないか?
喧騒の上野駅。
深夜の直江津駅。
未明に乗り換えた糸魚川駅。
糸魚川からのキハ52のラストラン。
平岩駅でのビール。
塩尻駅の駅そば。
辰野駅での乗務員交代。
上諏訪駅の足湯。
八王子駅での201系との出会い・・・。
その全部につきあってくれた切符なんだ。
8
僕らの儀式での旅の「シメ」も乾杯だ。
僕らは新宿の街で串焼き屋の暖簾をくぐり(実は開店時間前だったんだけど・・・乱入して無理やりに近く・・・)
こうして僕らの今回の旅は終わった。
次・・・第5回の乗り鉄ツアーに向けて、また構想を練ろう!
今回のフォトギャラは7部構成になりました。
ここまで付き合ってくれたあなた、本当にありがとう!
ということで、これでおしまいのどっと晴れです。
せばまた!
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