実は見た目以上に広い?! スバル360に座ってみました(内装編)。
投稿日 : 2014年02月15日
1
広島県福山市の、福山時計自動車博物館。
スバル360の展示に、着席自由、撮影自由。
さっそくドアを開きます。
前開きの逆ヒンジです。
この方式が廃れたのは、ご想像のとおり、
”走行中に開く”危険性(個体差あり)から。
窓は手動開閉式で三角窓つき、
もちろん、インパクトバーはありません。
2
インパネに正対してみます。
意外と前方からの圧迫感が少ない…。
それは、窓が大きめであるのと、
フロントガラスが曲面であるからです。
RRのため、足元空間は奥が広く、
インパネ下の棚も収納力たっぷりで
セカンドバッグが人数分置けそうでした。
3
シート自体の厚みはそこそこですが、
意外と実用に耐えうる出来栄えです。
スライド不可ですが、ペダルまでの距離は
成人男性でも意外と過不足ないのです。
屋根が高く、かまぼこ断面であるため、
前後席とも頭上空間はそこそこあり、
後席も、前席下に靴の先を入れられます。
4
そうは言っても、県外移動は疲れる…
そんな時には、リクライニング!
シート脇のダイヤルを回して、ロック解除。
ちなみに助手席側のシートバックは、
後席へのアクセスをしやすくするため、
シートバックを座面にべた付けできます。
5
後席足元は、意外と余裕があります。
平均的な成人男性が乗っても、
前席シートバックがひざにつくことなく、
目視で数センチですが、余裕があります。
スバル360の全長は2995㎜。
それでいて何とか4人乗れてしまうのは、
まさに技術の賜物といえましょう。
6
しかも、リヤシートバックと窓の間には、
深めのパーセルトレイがあります。
人数分の傘、毛ばたき、手さげかばん等、
意外とたくさん物が置けてしまいます。
スバル360は天井が高いだけでなく、
ロングルーフでリヤウインドウの傾斜も
あまりきつくありません。
このため後席でも頭がつかえないのです。
7
左右のサンバイザー、
運転席側にあるルームランプ、
AMラジオ(後付けの可能性あり)等々、
装備類は充実しています。
メーターはかなりシンプルですが、
可読性は抜群。
ゆっくりと楽しいドライブが
できたのではないでしょうか。
8
スバルはもう、軽自動車を作らない…
すでに決まってしまったことです。
ただ、車屋としての黎明期に、
富士重工業が送り出したスバル360は、
平成の今でも参考になるような、
工夫やアイデアに満ち溢れています。
往時を懐かしく想う方も、
これから自動車業界にはばたく方も、
座っておいて損のない展示です。
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