マニヤな貴方に!「けさぶろう」に座ってみました☆
投稿日 : 2014年05月05日
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福山市の”某”博物館。
あの、けさぶろうさんがいました。
さっそく座ってみました。
けさぶろう?
はい、マツダが360㏄軽規格で
発売した3輪商用車、K360です。
だから、K360→けさぶろう。
昔の人は車にもいろいろニックネームを
つけたものでした。
2
配置の関係で、左から乗り込みます。
この車の最低地上高は不明ですが、
見ての通り、低い部類であることが
わかります。
3
車内の様子です。
”6ナンバー車”なので、広さは
それほどでもありませんが、
意外と頭上に余裕を感じました。
丸ハンドルなので、運転感覚は
どちらかといえば車寄りでしょうか。
キャビンの広さだけに限れば、
ミゼットよりこちらの方が広くて、
自然な着座姿勢を取りやすいです。
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インパネの様子です。
エアコンとかパワステはありません。
エアコンの代わりに、外気取入口。
ハンドルは・・・丸ハンドルで。
もう走る装備以外はありません。
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メーターのアップです。
書体がびっくりするほど新しい!!
マツダスピードの後付メーターかと
錯覚するほど(汗)
デザインそのものは、52年たった今でも、
通用すると思います。
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さて!
これが「けさぶろうさん」の最大の特徴、
座席のすぐ後ろにある、エンジン。
画像3で左右席の背板の間に、
大きなふくらみが見えますが、
あれは決して収納ではなく、
プーリベルトの動作空間確保の
逃げです。
このとおり、小ボンネットがあり、
材木屋さんに人気があったとか・・・。
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誰も見ないかもしれませんが・・・
フロントフォーク内の様子。
この辺は、単車を想像させます。
タイヤは恐らく当時ものでしょう。
8
旧車雑誌でもあまり掲載はなく、
ミゼットの陰に隠れがちな、
けさぶろうこと、マツダK360…。
しかしながら、低い地上高で
乗り降りしやすく、
独自のエンジンレイアウトで、
一定のファンを獲得するなど、
高度成長期を担った車として、
認めてあげてもいいかもしれません。
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