ステーションワゴンは荷室のユーティリティーが命。良くできたデバイダーシステムや買い物袋をひっかけておくフックなど、各社各様に工夫している。ではその中でEクラスワゴンの特徴とは何だろうか。
それはズバリ、「リアシートは倒してナンボ」ということである。周知の通りワゴンは、いざとなればリアシートを倒して広大な荷室を作る事ができる。Eクラスの場合、その広大な荷室にいかに安全に/安定して荷物を積み込めるのか、またその時ドライバーがいかに快適に過ごせるか、そこに心血を注いでいるように思う。
フォトギャラリー Eクラスワゴン(W211)のラゲッジと使い勝手
211ワゴンの登場当初は、イージパックとかなんとか言いつつ、日本車的な細かい使い勝手に注目した記事が多かった。しかし日本仕様に標準装備されていたラゲッジレールはいつしか廃止され、電動ボードなどは最初から用意されず、気がついてみればEクラス本来のヘビーデューティーさだけが残る形となった。
おかげでどんな新型ワゴンが、どんなちょこざいな便利装備を備えてきても。まったく気にならない。これだけガンガン積めるステーションワゴンは、世界中探してきてもEクラスワゴンだけだろう。
唯一残念なのが、パワーゲートのせいと思われるルーフ後端の室内の低さ。室内中央部であればそこそこ高いのだが、ルーフ後端部は普通に荷室に座っていても頭を打つほどに低い。おかげで自転車を積む時は難儀する。
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2008/09/24 17:49:05