
といっても自分用にではなく、子供用に。そろそろ大人用サイズの自転車に乗れる体格になってきたので。
買ったのは杉並区にある、
アロートレーディングというプロショップのオリジナル自転車。シンプルでスッキリした印象なのは、リヤブレーキワイヤーが無く、ハンドル周りがすっきり見える事に起因している。リヤにはコースターブレーキといって、ペダルを逆方向に回す事でかけられるブレーキが装備されている。ワイヤーブレーキよりタフで信頼性が高い。
子供は二人なので、色違いで二台揃えてみた。私もちょっと乗ってみたが、非常に乗り心地が良くマッタリしている。軽めの車重と細めの高圧タイヤによって漕ぎだしが軽いが、ある程度のスピードに到達するとそれ以上飛ばす気がしなくなるような、非常にしなやかなフレームとなっている。ロングホイールベースであるが故にキビキビしたコーナーリングは望めないが、一度走り出したらどこまでもまっすぐ行きたくなるような、そんなアメリカンクルーザー的な感覚がある。
どうしてクルマのブログに自転車の話題を出したかというと、これも実は「クルマをありがたく乗る」ということに関係している。安かろう悪かろうのママチャリではなく、乗って楽しくなるような良質な自転車を買って、自転車で行ける距離なら自転車に乗ろうということだ。多くの人がそんな短距離でもついクルマに乗ってしまうのは、安かろう悪かろうの楽しくない自転車しか知らないからである。上記の自転車はだいたい一台6万円ぐらいだが、数十万円で買った適当な中古車よりもよほど楽しくて上質な事は私が保証する。
ちなみに私の日常の足は10年越しの相棒、
Brompton。14万もする高額自転車だが、10年も乗り続けているのだから十分以上にペイしているだろう。日常の移動はほぼこれで十分。いちいちクルマなど使っていたら混雑ばかりだし駐車場も面倒だし、ロクな事が無い。だから家族全員で移動する時も、敢えてクルマを使わず全員自転車で移動する事もある。近場の外食ならそれで決まりでだ。もちろん子供はブーブー言うが、その辺が子供の子供たる所以でもある。大人であれば、エンジンもロクに暖まらないような短距離にクルマを使ったりはしないものだ。(と、半分イヤミを書いておく。)
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Posted at
2010/03/06 13:55:09