Dr.Beaslye's Matt kitt を使って艶消し塗装のメンテナンスとコーティング
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今年もやってまいりました!
広島市にある「株式会社伸和自工(レンタルピット広島)」の純水を使って施工していきます
この日の朝、雪が降っていただけでなくAM7:00の湿度は89%と高すぎたので開始時間をずらしました
※初めに、艶消し塗装のメンテナンスとコーティングは、メーカーや車種によって艶消し塗装は「マット塗装」「テクスチャ塗装」「サテン塗装」と分かれております
私が乗っている Peugeot208GTi by Peugeot Sport(IceSilver)は「テクスチャ塗装」に該当します
今回はその施工について解説します
尚、個人でやる際は自己責任でお願いします
※今回、施工手順が「下回り、タイヤハウス、ホイール内を高圧ガンで一番最初にやらなければならないのを、先にホイールを洗った時に気づいた ので本来の手順は「高圧ガンで下回りとタイヤハウスとホイールを流してから、ホイールを洗浄」というのが正しい工程です
今回は動画収録に沿った工程で行いますのでご了承下さい
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今回使用する艶消し塗装のメンテナンスキットとコーティング剤は次の通りです
・Dr. Beasley’s MATTE BODY WASH 12oz(艶消し塗装向けのカーシャンプー)
・Dr. Beasley’s MATTE DECON 12oz(鉄粉や水シミ等を落とす普通の車でいう鉄粉除去剤と水垢取りに該当するもの)
・Dr. Beasley’s Matte Paint Cleanser 12oz(樹液やタール等を除去するもの)
・Dr. Beasley’s Matte Paint Coating 4oz(艶消し塗装用コーティング剤)
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今回使用した洗車機材は次の通りです
・Keeper技研 ラ・モップⅡ
・GORDON MILLER ホイールブラシソフト
・EZ Detail ホイールブラシ リトルレッド
・BOIU 自動車ブラシセット(大)
・Autobacks GORDON MILLER premiumセームクロス
・Chemical Guy's バケツ&ダートトラップ
・DAISO 折り畳みバケツ大
・Autobrite Directコットン アプリケーター (2個入り)
・Keeper技研ダイアモンドクロス
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まずは、艶消し塗装のホイール洗浄から行います
洗浄前に、ホイールブラシ全てを「純水」で徹底的に洗ってミネラル成分を出来る限り除去します!
「Dr. Beasley’s MATTE BODY WASH」のボトルを開封し、DAISO折り畳みバケツ大にキャップ3~5杯分をプッシュしながら入れます(液剤が粘性の為に、水玉っぽい落ち方をします)
その後、「純水」を入れます
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まず、外回りのホイールを水で流してから「GORDON MILLER ホイールブラシソフト」で外周を優しく洗います
その後、「EZ Detail ホイールブラシ リトルレッド」でホイールの中を洗浄し、最後に「BOIU 自動車ブラシセット(大)」を使ってボルト廻りを細かく洗って流します
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本来なら一番最初にやらなければならない「下回り、タイヤハウス、ホイールの高圧洗浄」をホイール洗っている時に気づいてしまったので今までの汚れを流すようにガンガン流していきます
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高圧ガンでの洗浄工程の際にミネラル成分を含んだ「水道水」がボディやホイールに付着しているので、「純水」で徹底的に流して「ミネラル成分」を出来る限り除去します!
この作業はとても重要な作業で、これを怠るとメンテナンスやコーティングが上手く行かなくなるので、ドアミラの中、ホイールボルトの穴、ボディの隙間等にたっぷりと純水をかけて流します
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お店に置いてあるフォームガンをお借りしました
フォームガンに洗剤を入れる前にまずは「純水」を入れて純水を噴射させてフォームガンの内部にある洗剤類を出来る限り除去します
その後、フォームガンに「Dr. Beasley’s MATTE BODY WASH」を3~5滴入れて純水を入れて満水にします
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フォームガンでボディに洗剤をまんべんなくたっぷりと噴射しておきます
この作業の目的は「ボディに付着している埃や黄砂、花粉等の汚染物質を泡で吸着させて落としやすく」することです
この時、気を付けなればならないのは湿度と気温であまりにも湿度が高かったり、逆に乾燥しすぎてもいけません
気温も高すぎると洗剤が乾きやすくなるので気温25℃以上での洗車は避けましょう
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「ラ・モップⅡ」を使い、右フェンダーからボディを洗っていきます
この時、ラ・モップⅡを使って洗浄する際に絶対に力をかけてゴシゴシしてはいけません
猫をなでるような優しく丁寧に洗います
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ボディを純水で徹底的に泡を流した後に、セームクロスで水気を切り、ボディの余分な水分を無くしておきます
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ボディが少し塗れている状態で今度は「Dr. Beasley’s MATTE DECON」を「目立たない位置」でスプレーして5分置き、ボディの塗装等に影響がない事が確認出来たら、ボディのシミになっている部分は濃い目に、昨年のコーティング剤を落とす時は目の細かいマイクロファイバークロスで軽く塗り広げたら、15分間放置して汚れを浮かして分解させます
尚、今回使用したボトルは12ozですが、208のサイズでもあっという間に空になるのでDr. Beasley’sMatte Paint Cleanserと交互に施工して徹底的に汚染物質の分解除去を行う際は大きめのボトルかまたは、2本用意するといいと思います
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時間が経過したらDr. Beasley’s MATTE DECONを徹底的に流します
この時点で水を弾かなくなっていたらOK!!
その後、セームクロスでボディの水気を切ります
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次は、ボディに染み付いたタールや鳥の糞によるシミを取り除く為に「Dr. Beasley’s MATTE CLEANSER」を使って除去していきます
海外の動画では、「ボディが濡れている状態」「乾燥させてちょっとずつ吹いてからマイクロファイバークロスで拭き取り」「乾燥した状態でDECONと同じ様にボディ全体にかける」というやり方がありましたが、今回は右タイヤフェンダーのタールを除去するために「ちょっとずつ吹いてから拭き上げる」工程をしました
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コーティング作業前にもう一度純水で徹底的に洗い流し、セームクロスで拭き取ったら「Autobrite Directコットン アプリケーター 」を手にとり、「Dr. Beasley’s Matte Paint Coating」をアプリケーターにちょっとずつ垂らしておきます
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「Dr. Beasley’s Matte Paint Coating」をまずはボンネットから塗っていきます
ボディがわずかに塗れている状態で今回は施工しました
塗布する際の注意点として、縦に均一に上から下へと塗っていき、横へ均一になるように塗っていきます
その後、円を描くように均一に塗っていき塗りムラを無くすように塗り広げます
塗布してからその日の気温と湿度で5~20分間置いておき、「Keeper技研ダイアモンドクロス」で拭き上げて行きます
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上手く施工すると、この様にシミがほとんど見えない状態になり艶消し塗装の状態が「グロスしてる艶消し」ではなく「元の艶消し」に戻ります
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もちろん、ステップにも塗布します
ボンネットの裏側も、トランクのステップ面にも塗布していきます
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全て塗布したら、その日の1時間ごとの「天気」「降水確率」「湿度」「風速」を見た上で、コーティングが乾くまで12時間~2週間、屋内駐車場等でにわか雨や湿気による水滴を防ぐために避難させます
今回は、予報外の降雪があったために泣く泣く片付け後に移動しました;;
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施行して18時間経過したのがこちら
塗りムラが無くなって綺麗に乾いています!!
凄い大変だったけど3年8カ月という長い年月をかけて艶消し塗装のメンテナンスの勉強をした甲斐がありました!
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作業施工時間
・ホイール洗浄、タイヤハウス下回り洗浄30分(ホイールの中とタイヤハウスにブラシを入れてホイール洗浄作業も含む)
・ボディ洗浄及びボディの隙間やホイールナットの間等のミネラル成分を抜くための洗浄作業 30分
・Dr. Beasley’s MATTE DECONによる鉄粉等の除去作業 30分
・Dr. Beasley’s MATTE CLEANSERによるタール除去作業 30分
・Dr. Beasley’s Matte Paint Coatingによるコーティング作業及び拭き取り作業 60分
その他、準備と片付けでそれぞれ20分ずつの合計40分と収録しながらの作業なのでそれらの作業を合間に入れて合計5時間になりました
伸和自工様、今年もありがとうございました!
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